育児
ここが知りたい!沐浴の実践ポイント~洗い方からお風呂あがりのケア~
沐浴の流れは大体わかるけれど、実際は何を気をつけて洗えばいいの?入浴後のケアは?など気になることを上げればきりがない…。ここでは沐浴時の体の各部位の洗い方と、お手入れの仕方をまとめました。
■洗い方のポイント
・頭
頭は皮脂量が多いので、しっかり洗ってあげましょう。頭皮に脂漏性湿疹がある場合なども、たっぷりの泡で洗ってあげます。かさぶたのような皮膚がなかなか取れない時は、オリーブ油やワセリンを塗ってふやかしてから泡で洗うと取れやすくなります。爪を立てずに、指の腹でくるくると円を書くように洗います。ゴシゴシ洗うのはNGです。
・耳の後ろ
汗や汚れがたまりやすいところの一つですが、意識していないと洗い忘れてしまうところです。気をつけてあげましょう。
・首まわり
汗をかきやすいところです。しわをのばして、指を沿わせるようにして優しく丁寧に洗いましょう。
・脇の下、肘、手首、膝の裏
くびれの部分に汗や汚れがたまりやすいです。しわにしっかり指を入れて洗います。親指と中指でリングをつくってくるくる回すように洗うと良いです。
・手のひら、指の間
ゴミや汚れがたまりやすいところです。赤ちゃんがゴミをしっかり握っています。赤ちゃんの手の小指側から、大人の指を入れると、指が開きやすくなります。手のひらだけでなく、指の間もしっかり洗いましょう。
・お股
おしりの割れ目や性器のしわの間は、うんちやあかがたまりやすいところです。しっかり泡立てて洗ってあげましょう。
■お風呂上がりのポイント
・体を拭くときは押し拭きで!
体を拭くときはタオルをポンポンと押し当てて、水分が残らないように拭いてあげます。特に、くびれやしわの間に水分が残りやすいので注意が必要です。
・目のお手入れ
目やにが出ているときなどは、清潔なガーゼなどを軽く濡らして、目頭から目尻に向けて優しく拭き取ります。決してゴシゴシしないように。
・耳のお手入れ
耳たぶや耳の後ろも汚れがちなもの。忘れずにガーゼなどで拭いてあげましょう。また、耳垢やお風呂あがりの水分を摂るために、綿棒で入口付近を拭いてあげましょう。
・鼻のお手入れ
鼻くそが出ている場合は、ピンセットなどで取る方法、綿棒でとる方法があります。いずれも奥まで入れないように注意します。乾いた綿棒は粘度の高い鼻水や鼻くそをとるときに、便利です。
また、鼻水がかめないうちは、小鼻の上を軽く圧迫して鼻水を出してあげたり、蒸しタオルで鼻の付け根をおさえて通りを良くしてあげましょう。
ちょっとしたケアを知っておくことで、新陳代謝が盛んな赤ちゃんの清潔と、トラブルを招かない体づくりができます。
(Photo by:足成り )
著者: カラダノート編集部