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育児・子供の病気

子どもの朝食にはシリアルが一番?朝食を摂らないと糖尿病リスクが上がるって本当?

 

糖尿病というと、悪い生活習慣を重ねた大人のものという印象があるかもしれませんが、近年子どもの糖尿病も増えていると言います。糖尿病には1型と2型があり、1型は先天的にインスリンの分泌がされないで起こるものです。これに対して生活習慣によって起こる2型の糖尿病が、子どもで増加傾向であるとされています。

 

子どもの糖尿病リスクと朝食の関係

子どもの糖尿病リスクと、朝食摂取の関係を、ロンドンの研究グループが調べています。

ロンドン大学セントジョージ校集団保険科学部を含む研究グループが国際医学誌のプロス・メディシンに報告しています。研究の結果としては、

 

健康的な朝食を定期的に摂ると、子どもが2型糖尿病を発症するリスクが下がる

逆にほとんど朝食を摂らない子どもは、糖尿病の危険因子のレベルが高くなる

 

というものです。

 

どんな研究?

研究では、イギリスの9~10歳の小学生4116人に、朝食を摂る頻度を聞き取っています。その上で血液検査を行い、血液中に含まれる、糖尿病になる危険をあらわす数値を比較しています。

その結果、「朝食を毎日とる」、「ほぼ毎日とる」、「ときどきとる」、「とらない」という順番で段階的に、糖尿病のリスクが増えていったそうです。

 

一番いいのは「シリアル」

研究では朝食を摂る頻度と共に、朝食の中身についても調査しています。

特に糖尿病のリスクを下げるのに、最もよいという結果が出たのは「シリアル」でした。

食物繊維の多いシリアルか、それに準ずるような朝食を食べていた子どもは、ビスケットのような朝食など、他の食事をしていたこともに比べて、インスリンの抵抗性が弱いという結果が出ました。

インスリンの抵抗性が弱いということは、食後の血中に出された糖に対して、適切にインスリンが分泌されやすいということです。

 

 

イギリスと日本の朝食の選択肢は違いますから、シリアルだけが一番ということでもないと思います。イギリスの一般的な朝食の中では、シリアルが最も糖尿病のリスク低減に適していたということも言えます。ただ、シリアルということに限定せずとも、朝食を毎日取ることは、子どもの糖尿病のリスクを下げることになるという結果が出ているのは、興味深いですね。

 

 

(参考:PLOS「Regular Breakfast Consumption and Type 2 Diabetes Risk Markers in 9- to 10-Year-Old Children in the Child Heart and Health Study in England (CHASE): A Cross-Sectional Analysis」

 

(Photo by:足成 ) 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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