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ほくろが多いと乳がんになりやすい?○○がほくろを増やしてしまう…乳がんに関する真偽

ほくろの数が、病気の指標になるかもしれません。皮膚にできるほくろは日常的にそこにあり、多いから病気、少ないから健康ということでもありません。

ただ、このほくろは、実はいくつかの病気との関係が、研究によって示唆されているものでもあります。

 

今まではメラノーマ、子宮内膜症、平滑筋腫、甲状腺疾患などホルモンに関係する病気との関係が研究されています。

 

乳がんとほくろの数は関係あるの?

ほくろの多さと乳がんの発症には関係があるとされた研究が、アメリカとフランスのふたつの国から報告されています。ふたつの研究は調査の方法は違いますので、得られている結果も違います。

 

ですが、いずれの研究でもほくろの数と乳がんの関係は、あるだろうという結論が出ています。

 

女性ホルモンがほくろを増やす

乳がんに関係する要因というのは、女性ホルモン分泌の影響が大きいと考えられています。

 

ほくろというのは紫外線によってできるものと考えられがちですが、それだけが原因になるのではありません。ほくろが黒く濃くなるのに、女性ホルモンが関係していると言います。

 

女性ホルモンが増えているときはほくろが濃くなりやすくなり、数も増えるということになります。実際に妊娠中にほくろが濃くなったり、数が増えたと感じる女性はいるようです。

 

女性ホルモンが乳がんの発症に影響する

 

乳がんの6~7割は、女性ホルモン(エストロゲン)の影響を受け、がん細胞が分裂増殖するとされています。エストロゲンが乳がんの細胞の中の構造を結びつき、がん細胞の増殖を促すのです。こうして促進するタイプの乳がんを、ホルモン感受性乳がんといいます。

 

 

このふたつがつながった「ほくろの数と乳がんの関係」

ほくろも乳がんも、女性ホルモンに影響されるということから、ほくろの多さと乳がんの発症が関係しているという仮定の下、研究が進められました。ただ、まだ明確な答えが出たわけではありません。二つの関連性が示唆されて、これからさらに詳しい研究が待たれるところです。

 

ほくろという見える形での乳がんの可能性診断ができたら、それだけで判断はできないにしろ、一つの指標にはなります。

 

いずれは「私ほくろが多いから、乳がんに気をつけなくちゃ」と言う日が来るかもしれません。

 

 

あなたのほくろは多いですか?ほくろが多い女性は乳がんになりやすいって本当?

女性と深く関係するがんのひとつが「乳がん」です。この乳がんは、どんな人に多いという印象があるでしょうか。乳がんの危険因子として挙げられるのは、飲酒・高齢出産・妊娠出産の経験・授乳歴・初経年齢・閉経年齢などです。これに意外なものが入るかもしれません。

 

「ほくろが多い」と乳がんになりやすい!?

あなたはほくろの数は多いでしょうか?と言われても、自分の体にあるほくろの数を、まじまじと数えることは、なかなかないと思います。

一見ほくろの数と、乳がんの発症は関係がないように思えます。ですが、ほくろの数を数えることで、自分の乳がんの可能性を考えられるとなったら、乳がんへの危機意識を持ちやすくなるのではないでしょうか。

 

ほくろの数が15個以上だと乳がんになる可能性が高くなる!?

まずは自分のほくろの数を数えてみましょう。といっても全身のほくろをくまなく数えるのではなく、

左の肩から手首にかけて、直径3ミリ以上のほくろの数を数えてみて下さい

条件にあてはまるほくろは何個あったでしょうか?

 

これはアメリカのインディアナ大学のチームが行った研究に即しています。

研究ではアメリカの女性看護師、74,532人を対象にして、左肩から手首までの直径3ミリ以上のほくろの個数を自己申請してもらっています。その後24年間追跡調査を行い、ほくろの数と乳がんの関係を得ています。

 

研究の結果は?

24年間の追跡調査の結果、5.483人が乳がんにかかりました。

 

そしてほくろの数が「なし」の人と比べて

「1~5個」の人は有意な差はなし

「6~14個」の人は1.15倍

「15個以上」の人は1.35倍

 

と乳がんにかかるリスクが上昇するという結果が得られました。

 

 

まだこれは研究段階で、ほくろの数が女性の体の中の何を示しているのかは、これからの詳しい研究の結果が待たれるところです。研究の結果によっては、乳がんの要因に新たな要素が加わるかもしれません。

 

 

『ブラジャーの長時間装着』で、乳がん発症率が上昇?その真偽は・・・

ブラジャーを毎日12時間以上着用で、乳がんリスクが21倍に上昇?

 

近年日本の統計によると、女性のがん罹患率第1位は乳がんであり、年間約4万人が新たに発症していると報告されています。その原因として挙げられているものに、食の西洋化による内分泌機能の変化で、『初潮の早期化や閉経の遅延化』が起きたこと、また女性の高学歴化や経済的自立によって結婚や出産年齢が遅れ、『女性ホルモン(エストロゲン)の分泌時期が長期化』したことなどが一因であると指摘されています。

 

上記を受け、現在まで報告されている乳癌のリスク要因は、次の5点のエストロゲン分泌関連因子にまとめられています。

 

◆初経年齢が早期である

◆閉経年齢が遅い

◆出産歴がない

◆母乳を与えない

◆ホルモン療法(エストロゲン製剤、ピル等)を受けている等

 

しかし、これに加え近年中国の黒竜江晨報の報道では『ブラジャーの長時間装用が、乳がんリスクを数十倍に上昇させる』という事実を米国立がんセンターが発表したとされています。その真偽とはどうなのでしょうか?以下では、詳細について見て行きたいと思います。

 

ブラジャーと乳がん発症の因果関係は? 

上記のように『ブラジャーと乳がん発症』の因果関係が示唆されましたが、この問題について研究しているホームページによれば、『Dressed to Kill』(1995年出版)という著書が関係しているということです。この本によれば、以下が主張されています。

 

◆ブラジャーがリンパ系を締め付け、発癌性のある毒素が乳房内に滞留する。

◆毒素は体脂肪に蓄積するため、脂肪組織で構成される乳房は毒素排出が重要である。

◆ワイヤー入りブラのような締め付け力の強い物を長時間装用すると、リンパ系の毒素排除機能が妨げられる。

◆乳房に滞留した毒素は、正常な細胞をがん細胞へと導く。

 

また、ブラジャーの長時間装用に関する調査結果も報告されています。

 

<ブラ装用と乳がん罹患率に関する調査>

 

【対象】乳がん罹患女性2,056人+乳がん未罹患女性2,674人=計4,730人(ニューヨーク・サンフランシスコなど米国の五都市にて)

【調査内容】2年間(1991年5月~1993年11月)ブラジャー使用状況についてアンケート調査を行う。

【結果】ブラ24時間装用者4人中3人(75%)が乳癌に罹患しているという結果となった。

⇒一方、全くorほとんど装用しない女性の場合168人中1人(0.6%)の罹患率であった。前者・後者の比率は125倍であり、また12時間未満装用者との比率は113倍であった。

 

米国立がん研究所の報告データには、リスク要因として記載されていない?

しかし、上記の因果関係が科学的に信憑性のある証拠に欠けるという意見や、また米国立がん研究所が公式に発表している内容では、因果関係は否定されているという事実があります。

 

<信憑性に欠けるという意見の詳細>

 

◆著者のシドニー・ロス・シンガー、ソマ・グリスメイジャー夫妻に関しては、医師やがんに関する研究者ではなく、また上記の内容が論文として発表されたことも無いため信頼性に欠ける。

◆アメリカがん協会医学部門ディレクターのDr. Ted Ganslerによると、「ブラジャーがリンパ液の流れをブロックすることで有毒物質の排出が妨げられる、というメカニズムを主張しているが、これは乳がん発症の科学的概念とは相容れない。」

 

ということが指摘されています。

 

⇒また、米国立がん研究所では『乳癌リスク因子に関する誤解』について、以下の因子が乳癌リスクを高めることを示す研究はないとしています。

 

◆デオドラントや制汗剤の使用

◆ワイヤー入りブラジャーの着用

◆流産や妊娠中絶

◆乳房組織の打撲など。

 

最後に 

上記のように、ブラジャーの長時間装着によって乳がんの発症率が上昇するという因果関係は、現在のところ無いという見方が一般的と言えそうですが、それでもまだ不安であるという場合は、『就寝時間のみはブラジャーを装着しない』という選択も必要になるかもしれません。またその他、飲酒・肥満・運動不足など危険因子の回避や、早期マンモグラフィー健診を定期的に行うなど、基本的な予防策も行う必要がありそうです。

 

乳がんは遺伝するの?遺伝子を持っていると、必ず乳がんになるの?

女性の15~6人に1人は、一生のうちで一度は乳がんを患うと言われています。では、乳がんにかかりやすい人、かかりにくい人の違いはなんでしょうか?

実は、乳がんにかかる確率が格段に高い人というのは存在します。それは「遺伝」の有無。

最近では、ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが予防のための乳房切除を行って話題になりましたね。彼女も乳がんの発症に関係する遺伝子を持ち、高い確率で将来乳がんを発症するとわかったため、治療に踏み切ったそうです。

 

それでは、乳がんと遺伝について簡単にまとめてみます。

 

1.乳がんと遺伝子

乳がんには、遺伝的な要素があることがわかってきています。これは、BRCA1(または2)という遺伝子に変異があると、乳がんが発生しやすくなります。

この変異した遺伝子を母親が持っている場合、50%の確率で子に伝わることがわかっています。

 

2.遺伝子を持っていると、必ず乳がんになるの?

遺伝子を持っているからと言って、必ず乳がんになるわけではありません。ただし、遺伝子を持っていない人と比べて16~25倍と高い確率で乳がんになると言われています。

これは、遺伝子を持っている人の6~7割が乳がんになるということを表しています。

 

3.遺伝性乳がんの遺伝子を持っている可能性は?

□40歳未満で乳がんになった祖父母・叔父叔母・両親・姉妹がいる

□卵巣がんになった血縁者がいる

□BRCAという遺伝性乳がんの遺伝子変異が見つかった血縁者がいる

・・・このような場合は、一度遺伝相談外来のある病院へ相談されることをお勧めします。

 

4.どうやって遺伝子の有無を調べるの?費用は?

遺伝子を調べるのは、採血の検査です。費用は、現在の日本では保険が適応されないため、20~30万円程度が相場のようです。検査の重要性や結果がわかったあとの治療など、よく納得した上で受ける検査です。

 

遺伝性の乳がんの場合は、早いうちから定期的な検査を受けたり、場合によっては乳房の摘出手術を受けるという選択肢もあります。

きちんと検査すればわかる「遺伝性乳がん」。まずはご自身でハイリスクかどうかをチェックしてみてはいかがでしょうか。

(Photo by:pixabay

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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