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乳がんの予防にアスピリンが効くかもしれない!期待される、乳がんの「予防薬」

 

痛み止めや解熱剤に使われる、アスピリンを聞いたことがあるでしょうか?市販薬にもアセチルサリチル酸と言う有効成分として、入っていたりします。風邪などを引くと、体の危険を痛みは発熱として知らせてくれます。アスピリンはそれを抑制する働きのある薬です。

 

このアスピリンが乳がんに効く!?

近年このアスピリンとがんの関係についての研究が進んでいます。特に女性にとって朗報とも言えるのが、アスピリンが乳がんの死亡率を低下させるというものです。

アイルランドの大学による研究では、乳がんと診断される前に、アスピリンを定期的に服用していた女性は、リンパ節へのがんの転移の確率が低く、それによって死亡する確率も低いということが明らかにされています。

 

アスピリンを飲めば乳がんを予防できるってこと?

今の段階ではまだ観測的な側面が強く、研究グループも「予防のためにあるピリンを服用する」ことを、推奨してはいません。そもそもアスピリンは胃腸障害などの副作用の可能性がある薬です。また常用することで、腎臓や肝臓の動きが悪くなったり、血液異常が起こるなどの可能性もあります。

まだ、アスピリンがどのようにして乳がんの転移を防いでいるのか、と言うメカニズムははっきりしていませんので、正確に把握できるのを待つ必要があります。

 

乳がんの予防薬として使われている薬

アメリカでは、乳がんの予防薬として承認されている薬があります。それが「タモキシフェン」という薬です。残念ながら日本では承認されていません。

多くの乳がんは、女性ホルモンの影響を受けて、がん細胞が増殖することが知られています。タモキシフェンは、女性ホルモンの影響を受けて大きくなり、がん細胞が女性ホルモンを受け取るのを防いでくれる役割をします。

この作用によって、乳がんの再発率、死亡率が低下することが明らかになっています。また、乳がんの術後に投与することで、反対側の乳がんの発生率を低下させられることも認められています。

そのため乳がんの予防薬としては高い期待が寄せられているのが、この薬なのです。。

 

 

アスピリンは市販薬としても手に入りますが、実際に乳がんに効く量や飲み方は明らかになっていません。むやみに飲んで、体に負担をかけるようなことはしないようにしてください。これからの研究の成果が期待されるところです。

 

 

(Photo by:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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