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不眠・睡眠障害

寝ながら食べる睡眠関連摂食障害…無意識下で起こる?続いて起こる危険な病気って何?

食べるという行動が、ストレスの解消になることがあります。実際、摂食障害のように、精神的な疲弊が食に関する行動として現れることがあります。

 

ただ、この摂食行動が、起きているときではなく、寝ている間に起こることがあります。

 

食べた記憶はないのに食べている

寝ている間に体だけが動いて行動してしまう、といった病気に夢遊病があります。この夢遊病の異常行動のひとつと考えられている病気に、睡眠関連摂食障害という病があります。この病気は、寝ている間に体だけが動いて、飲食をしてしまうという症状が見られます。

 

子どもの頃からこうした症状が見られたりもしますが、20代で発症することが多いようです。また、女性に多く見られるため、女性特有のストレス構造が関係しているのではないかと考えられています。

 

睡眠中に食べることで引き起こされる危険

睡眠関連摂食障害という病気は、睡眠中に動いてしまうことによって、昼間の眠気が増大したり、危険なものを食べてしまったりすることがあります。しかし、それ以上に他の病気を引き起こす可能性があります。

 

・高血圧や糖尿病につながる危険

脂質の多い食べ物や、糖分を含む甘い物、炭水化物などを食べると、脳に快感物質が放出されます。そのため、起きているときでもクセになりやすく、ついつい食べてしまいがちです。

 

これは睡眠関連摂食障害のときには特に顕著なようです。睡眠中にこうしたものを食べてしまうことによって、体重が増えることはもちろんのこと、脂質や糖分の過剰摂取という形になります。すると高血圧や糖尿病を発症する可能性が高くなるのです。

 

知らない内に高血圧や糖尿病になってしまうというのは、何とも怖いですよね。

 

・うつ病につながる危険

睡眠関連摂食障害は意識の外で、こうした異常行動をとってしまいます。ストレスや薬の影響、生活習慣の乱れなどが原因とされていますが、具体的にメカニズムが分かっているわけではありません。そのため治療も、見られている症状に対して対処的に治療する部分が大きいです。

 

自分の意思や治療で思うように奇行を抑えられないということがストレスになって、うつ状態になってしまうこともあります。

 

意識のない中でしてしまう行動ですから、自分ではなかなか気づきにくいという特徴もあります。そもそもこうした病気があることを知らないために、病院に行くのが遅れてしまい、こうした病気につながってしまいやすいということも言えます。まずは、知ることから始めることが必要です。

 

睡眠中にご飯を食べる病気がある!?無意識下で起こる、怖い病気の原因とは?

朝起きた時に、冷蔵庫の中のものが減っているということはないでしょうか。厳密に量が減っていることが分からなくても、朝起きたら食事をした形跡があることはないでしょうか。

よくある出来事というわけではありませんが、もしこうした経験がある場合は、睡眠関連摂食障害の可能性があります。

 

睡眠関連摂食障害ってなに?

摂食障害というのは、聞いたことがあると思います。過食症や拒食症とも言い、必要以上に食べてしまったり、食べることを拒否してしまったりします。この摂食障害に「睡眠関連」という言葉がつくと、どういった病気になるのでしょうか。

睡眠関連摂食障害というのは、「寝ている間にものを食べてしまう」という病気です。

夜中に目が覚めるということではなく、夜中に「眠ったまま」起き上がり、摂食行動をしてしまい、食べ終わるとまた布団に戻るという症状が特徴です。起きた時には、自分が起き上がったこと、食事をしたことは覚えていません。

熟睡しているはずなのに、眠ったまま様々な行動をとる、夢遊病の一種とされています。

 

原因は何?

睡眠関連摂食障害のメカニズムは完全には解明されていません。そのため、原因として考えられているものがいくつかあります。

具体的に挙げると、

・生活リズムの乱れ

・睡眠薬の使用

・精神安定薬の使用

・無理なダイエットの反動

・精神的ストレス

があげられています。

また、喫煙、アルコールも誘引になると考えられます。

食べるということだけを考えると、お腹が空いていることが原因と思いがちです。

ですが、就寝前に十分に食事を摂っていないから、就寝中にお腹が空いてしまうから、睡眠中に無意識に食事をしてしまう、ということではないようです。

 

原因が確定できない分、治療法も確たるものがあるわけではありません。そのため医師の指導の下、夢遊病の治療を進めていく必要があります。服薬で症状の改善が期待できますので、医師とよく相談して治療を進めていきます。

 

眠っている間に食事をする?食べていることが記憶にない睡眠関連摂食障害

眠っているときは、本来体は動きません。ですが体が動いたり、目が覚めたように行動する場合もあります。それらの症状を、睡眠時随伴症と呼んでいます。

 

●睡眠時随伴症の中には危険なものもある

睡眠時随伴症の代表格は、子どもに見られる夢遊病です。ですが夢遊病の場合、問題行動はあまりなく、ものにぶつかってけがをしない程度に気を付けていれば大丈夫です。

 

一方で大人の夢遊病であるレム睡眠行動障害の場合は、暴力につながることもあり危険です。

 

そして睡眠時随伴症の中ではあまりメジャーではない睡眠関連摂食障害は、事件、事故のもとになる可能性もあります。

 

●睡眠関連摂食障害とは

摂食障害には、拒食症や過食症があります。

 

このうち睡眠関連摂食障害と関わりが深いのが過食症です。寝ているときに食べ物を求めて出かけたり、料理をしたり、または冷蔵庫や戸棚を漁ってものを食べるのが睡眠関連摂食障害の特徴です。

 

これらは睡眠時随伴症なので、もちろん無意識です。ですが無意識のまま料理をしたり、車・自転車で出かけたりすれば事故や事件がいつ起きても不思議ではありません。

 

このような意味で、睡眠関連摂食障害は危険性が高いと判断できます。

 

●摂食障害の治療の必要性

睡眠関連摂食障害の原因として、『意識がある間のストレス』が挙げられます。

 

睡眠関連摂食障害の実例を見てみると、拒食症、もしくはダイエットなどで起きている間はとにかくものを食べないという人もいます。食べないということがストレスになって、夜中の意識のないうちに過食に走る場合も少なくはありません。

 

摂食障害の治療を行う、またはストレスから解放することによって、睡眠関連摂食障害の完治も近づきます。

(Photo by:足成 ) 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-05-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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