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生活習慣病

43度のお風呂はなぜ危険?熱~いお風呂に入った時に起こる、心臓・血管・血液のアブナイ変化

 

お風呂での死亡事故というのは、意外に多くあります。水がある場所ですから、お子さんや高齢者が溺死することもありますし、床が濡れていて滑りやすいことから転倒して頭を打ってしまうこともあります。

そして、冬にかけて多くなってくるのが、温度差による死亡例です。

 

43度のお風呂は危険!その理由は?

熱いお風呂にザバーンと浸かって、「クーッ!」と熱さに耐えるような入り方をしていないでしょうか。特に熱いお風呂好きは高齢者の方に多くいるように思います。

 

しかしこの熱いお風呂こそが、非常に危険です。

熱いお風呂に入ると、血管が急に収縮します。まず高齢者の方はその変化に耐えられる、血管の柔軟性が十分ではありません。そして心拍数が急激に上昇し、血圧も上昇します。そのため心臓にかかる負担も大きいです。

 

これらを繰り返すことによって、循環器に負担を蓄積させてしまったり、場合によっては突然死につながることもあります。

ちなみにお風呂の温度が43度のとき、死亡者が非常に多くなるのだそうです。

 

熱いお風呂では、血液自体も変化する!

熱いお風呂につかると、血液自体も変化をします。

その変化というのが、「粘性の増加」です。粘性の増加というのは、具体的に言うと血小板の変化です。血小板は出血などの際に血液を固める作用があります。この血小板は体温が上がることで形が変化し、触手のようなものを伸ばします。

 

これは偽足というのですが、この偽足が伸びるとお互いがくっつきやすくなり、赤血球や血小板などがお互いにくっつくようになるのです。

これによって血液がつまりやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞の大きな原因となるのです。

 

お風呂においておきたい「湯温計」

お湯の温度は、自動で調節されているというご家庭も少なくないと思います。もしそうであったとしても、おいておきたいのが湯温計です。

上記のような体への負担を起こさないためには、40度以下のお湯、冬であれば41度以下のお湯が理想とされます。その温度を目で見て分かるようにしてくれるのが、湯温計です。

 

危険な温度が目で見て分かれば、特に高齢の人ほど、デジタルの表示よりも危機感を持ちやすいです。

 

熱いお風呂には危険がたくさんあります。「健康のため」と思って熱いお風呂に入る方もいますが、実際には健康効果とは反対の危険が潜んでいますので、特に循環器系の健康に自信がない場合は避けるようにしましょう。

 

(Photo by:pixabay

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-11掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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