育児
離乳食を始めた頃から赤ちゃんの体重が思うように増えない…原因はなに?
離乳食を始めると、「食べてくれない」「吐き出してしまう」「噛んでくれない」などなど、悩みはつきないものです。それとともに体重が増えていないとなおのこと心配になってしまいますよね。離乳食を始めた頃から、幼児食辺りまでに考えられる体重が増えない原因をまとめます。
栄養不足
・おっぱいが好き
離乳食よりもおっぱいでお腹いっぱいになってしまう子です。離乳食を始めて少したった頃から、母乳の栄養だけでは成長に必要な栄養が取れなくなってきます。また、離乳食を食べないから心配で母乳をあげすぎてしまうということもあります。
・離乳食の食べむら
食べる時と食べない時があって、1日ではむらが大きく、日々の体重の変化がわかりにくいことがあります。食事の量を「1週間のトータル」くらいで考えていればいいと思われます。成長に伴って運動量が増えると、食欲も増してくることが多いようです。体重の増え方も1日1日ではなく、長めの期間で捉えるといいと思われます。また、おやつが多かったり、だらだらと食べていることでメリハリがつかず、食事の摂取量が減っている場合もあります。
運動量が多い
・じっとしていることが少なくて、好奇心旺盛
・運動の発達がはやい
・便が良くでている
上記のような赤ちゃんは、運動量に摂取している栄養が追いつかないために体重の増え方がゆっくりの場合があります。2~3歳の幼児食をしっかりと食べる頃になるとしっかり体重も増えてくることが多いようです。
病気
・内分泌系の病気(甲状腺ホルモン、成長ホルモンなど)
・腎臓の病気
・慢性の感染症
・染色体の異常 など
体重や身長の変化は、母子手帳の成長曲線やカウプ指数を参考にして判断しましょう。また、体重と新調布だけでなく、運動の能力や周囲への興味の示し方など他の発達と一緒にみてあげることが大切です。
(Photo by:http://www.ashinari.com/2008/08/17-006601.php )
著者: カラダノート編集部