育児
生後数ヶ月で急に増加する体重!乳児の体重増加は将来の肥満に関係なし!?
赤ちゃん特有のぷにぷにしたかわいい姿。手首のシワまで可愛く思えますね。でも、急な体重増加に戸惑うお母さんも増えてきています。
乳児期の体重増加は問題なし!
・乳児期は、そもそも脂肪が蓄えられやすい状態です。
・脂肪が蓄えられやすい状態は、生後6,7ヶ月ころにピークを迎えます。
・乳児期(生後1歳まで)の間の体重増加は大人になってからの肥満に関係がないという研究結果が出ています
・母乳、ミルク中心のこの時期は飲みたいだけ飲ませてあげるのが基本です。
それでも気になる飲み過ぎ
それでも、母乳が出すぎているのに、おかまいなく母乳を吸っている赤ちゃんを見ると「やっぱり飲み過ぎなんじゃないか」と心配になる方もいると思います。
そんな方は、こんな風に飲ませ方を工夫しましょう。
・10分位かけてゆっくりと飲ませてあげる
・2時間おきではなく、3時間おきくらいにしてあげる
このように飲ませ方を工夫することで、ある程度の量で満足感が得られると思われます。
しかし、これ以上回数や飲ませ方を制限する必要はありません。赤ちゃんにとって、おっぱいは食事であるとともに、お母さんとの絆を確認できるツールでもあるのです。
スリムになってくる幼児期
離乳食も進んで、運動量も増えてくると自然とスリムになってきます。
幼児期に入ってからは栄養摂取の中心が母乳やミルクではなく、食事になってくるので食事の内容に気をつけてあげましょう。
・味を薄めにする
・バランスの良い食事を心がける
・だらだら食べをしない
・毎日決まった時間に食事をする
・1度の食事量が多すぎる場合は注意
・高タンパク高カロリーにならないように注意する
・よく噛んで食べられるように、食品の硬さや大きさを工夫する
・早食いにならないように注意する
以上のようなことを注意することが、おとなになった時の肥満の予防になります。
乳児の頃よりも、幼児になってからの食事に気をつけたほうが良いようです。乳児の時期はプクプクと可愛らしい姿を楽しみましょう。
(Photo by:足成 )
著者: カラダノート編集部