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頭痛

頭痛薬と同等の効果がある?!鎮痛作用を持つ『フィーバーフュー』とは

慢性的な頭痛がある場合、毎日頭痛薬を飲む、という方も多いようですが、気になるのが副作用の『胃腸障害』です。頭痛薬は、痛みの原因であるプロスタグランジンの生成を抑制する作用がありますが、これによって胃炎などの副作用が生じる場合があります。このような副作用を生じず、高い鎮痛作用を持つとして話題となっているものに『フィーバーフュー(ナツシロギク)』というサプリメントがあります。以下では、その詳細について見て行きたいと思います。

 

フィーバーフューとは?

 

フィーバーフューとは、別名ナツシロギク(夏白菊)とも言い、ヨモギギク属・多年草の白い花びらと黄色い頭花が特徴のハーブです。欧米では古くから解熱剤として認知され、18世紀頃には有効な解熱薬として、幅広く利用されていたという歴史があります。また、解熱以外にも、風邪、下痢、関節リウマチ、喘息、胃痛、虫刺され、婦人科疾患などの症状にも有効であったという報告もあります。

 

<フィーバーフューの有効成分とは?>

 現在、サプリメントとして用いられる代表的な効用としては『頭痛の抑制作用』です。頭痛に有効な成分としては、セスキテルペン(精油)の一種『パーセノライド』が挙げられています。パーセノライドは、血小板由来のセロトニンを抑制し、片頭痛を抑えるといわれています。その他の有効成分としては、メラトニンや脂溶性フラボノイド配糖体、セスキテルペン類、モノチルペン類、タンニン類が挙げられています。

 

<副作用について>

国立健康・栄養研究所によると、短期間、適切に摂取すれば、おそらく安全であると言われています。しかし、長期間の摂取については、十分なデータが未だないと報告されています。また経口の副作用としては、以下の可能性があると言われています。

 

◆胸焼け、吐き気、下痢、便秘、腹痛、鼓腸、膨満感などの胃腸症状、神経過敏、緊張性頭痛、不眠、めまい、関節のこわばり、疲労感、月経異常、動悸、皮疹、体重増加

 

<セロトニンと頭痛の関係とは?>

人体には10mgのセロトニンが存在する中、血小板には約8%のセロトニンが存在しているといいます。何らかの刺激によって、セロトニン刺激の連鎖反応が起こり、急激にセロトニン濃度が上昇・下降することで、血管収縮・拡張が生じ、拍動性頭痛が起こると考えられています。

 

1)刺激によって、血小板からセロトニンの放出と、他の血小板への刺激で連鎖反応が起こる。

2)血中セロトニン濃度の急上昇で、血管収縮が起こる(片頭痛前兆)。

3)血中セロトニンの急速な代謝で、相対的に血中セロトニン濃度が低下、血管拡張をきたす(拍動性頭痛)。

 

臨床試験について

 

フィーバーフューの臨床試験については、以下が報告されています。

 

◆フィーバーフューの臨床試験(国際頭痛学会)

【試験内容】頭痛を持った患者約150名を4グループに分け、ナツシロギクエキス(商品名:MIG-99)を『1)2.08mg、2)6.25mg、3)18.75mg、4)プラセボ(偽薬)』のいずれかひとつの摂取量を各群で3回/日服用してもらった。その後、12週間の頭痛発生率の経過を調べた。

 

【結果】6.25mgを摂取したグループにもっとも大きな改善が見られたという結果が表れた。また、4週間に5回以上頭痛を起こしていた患者にも、有意な結果が見られた。

 

最後に

 

上記のような結果や、その他慢性頭痛を持つ方のサプリメント評価コメントにも多数その効果が記されていることから、フィーバーフューの頭痛抑制効果は期待が持てそうです。しかし一方で、長期間投与の十分なデータがないことも事実であり、服用の際には医師への相談や、定期的な健診も必要になると思われます。

 

(photoby:pixabay

著者: あせちるこりんさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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