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食べ物、食べ方…食生活がうつ症状の原因だった!?心に影響する"低血糖症"※専門医コメント有

憂うつな気分が続く、何をやっても楽しくない、疲れやすい、気力がない、イライラが続く、熟睡できない…

これらの症状が見られる場合、あなたはうつの可能性があります。

ここでは、低血糖の症状、食事と「うつ」の関係についてまとめました。

また、精神科医の仮屋暢聡先生から、食事とうつの関係についてコメントをいただきました。

 

2つのうつ病の特徴

うつの特徴は精神面で言うと、「憂うつな気分がずっと続くこと」と「興味や喜びを感じない状態がずっと続くこと」です。そのような状態が2週間以上続いていれば、うつ病あるいはうつ状態の可能性が高いと言っていいでしょう。また、躁状態を含む躁うつや、他の疾患の可能性もあります。

 

そんなうつ症状に食べ物が関係しているかもしれないということをご存知ですか?

「うつ」症状の裏には、食生活を理由とした、心を害する「低血糖症」が隠れているかもしれません。

 

「低血糖症」は血糖値が低いことではない

低血糖症という名前から『血糖値が低いこと』と誤解されがちですが、「血液中の糖分(ブドウ糖)濃度=血糖値を調節できず、安定した血糖値を維持することができない」病気です。

 

糖質のとりすぎが長く続くと、すい臓が疲れてうまく機能しなくなり、不安定な血糖値になってしまうのです。老若男女問わず、甘いものや炭水化物など、糖質を多く取る食生活をしている人は、誰でもその可能性があるといえます。

 

低血糖症の症状はうつ症状に良く似ている?

本来、血糖値はホルモンにより一定の範囲に調整されています。

血糖値が安定していると、精神状態も安定し、 やる気や集中力のあるプラスの感情が自然に湧いてきます。

 

しかし、反対に血糖値が安定しないと、

・めまい、ふらつきがある

・イライラしたりキレやすくなる

・漠然とした不安や恐れ、震えを感じる

・急に眠気が襲ってくる

・朝起きられない、異常な疲労感を感じる

・睡眠障害が起こる

・決断力、集中力の低下

・夕方に眠くなる

 

 など、以上のようなうつとよく似ている症状がみられるようになります。

低血糖症で血糖値が下がったあと、血糖値を上げるために分泌されるホルモンもまた、精神を不安定にさせる作用があります。

 

このように、低血糖症の症状は一見すると、ほとんどうつ病と変わらない抑うつ状態に陥ります。ですが、うつ病の症状と似ていても、低血糖症とうつ病は別物です。

 

では、低血糖症にならないためにはどうしたら良いのでしょうか。

 

糖質を控えることから始めよう!

上記で述べてきたような不調を感じている人は、まず2~3週間、昼食と夕食の糖質を制限することからはじめてみましょう。気を付けたいポイントを下記にまとめました。

 

・砂糖や甘いお菓子を避けましょう。

 

・炭水化物は白より色付きを。

白米やパン、甘いものは食べないようにしましょう。白米は玄米や雑穀に、パンは、全粒粉パンやライ麦パンや胚芽パンに。そして、肉や魚、葉物野菜、豆類をよくとるようにしてください。

 

男性の場合の注意点

平日のランチなどで丼ものや麺類、夜は居酒屋などに飲みに行くことが多いでしょう。

そんなときは、ランチで総菜の多い弁当や定食をとりましょう。夜、居酒屋では肉、魚、豆などを食べ、ご飯ものは控えるようにしたいですね。

 

女性の場合の注意点

疲れているとついスイーツを食べてしまうことが多い場合は気を付けましょう。

空腹時にチョコレートなどの甘いものを食べると、血糖値が一気に上がってしまいます。おやつはナッツや、チーズなどのたんぱく質が多いものを。

甘いものが食べたいときはドライフルーツなどもお勧めです。

 

・食べる順番もポイント!

食べる順序はお野菜や魚、肉などの食物繊維やたんぱく質から食べるようにしましょう。糖質の吸収がゆるやかになるので、血糖の急激な上昇を防ぐことができます。

一度に一気に食べないで、よく噛んでゆっくり味わうようにしてください。

 

余裕がある方はこれに加え運動もしてみましょう。

 

いかがでしたでしょうか。低血糖症のほかにも、鉄や亜鉛不足など、栄養の不足によりうつ症状が現れることがあります。

食事を見直すことは、体の健康だけでなく、心の健康にも関係します。バランスの良い食生活を心がけて、不調を予防していきたいですね。

 


<仮屋先生のコメント・見解>

 低血糖症については、機能性低血糖として、古くから認識されています。多くの場合には、潜在的な糖尿病がみられていたり、インスリン以外のホルモンの疾患が隠れていることもあるようです。

 

 食事とうつ病との関係については、基本的な生活習慣を獲得することがうつ病の改善を促進することは知られています。口の中に入るものは、無造作に飲み込んだり噛んだりせずに、一つ一つ吟味することが大切です。

 

 新居裕久が医食同源という言葉を使い、食事、食品が薬と同程度に健康には必要だと唱えたことを思い出す方も多いと思います。

 

新宿メンタルクリニック
-磁気刺激治療によるうつ病治療-

 

(Photo by:いらすとや)

著者: カラダノートさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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