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人口甘味料入りのソフトドリンクは『週1回摂取で肝細胞癌発生6%増加』?!その実際とは

近年、国立がん研究機関によると、『週1回人口甘味料入りのソフトドリンクを摂取するごとに、肝細胞癌発生リスクが6%づつ上昇する』という研究結果が報告されました。また欧州食品安全機関によるマウスでの実験においても、高容量の人口甘味料摂取で、肝細胞癌リスクが上昇することが同様に報告されてます。以下では、その詳細について見て行きたいと思います。

 

人口甘味料と肝細胞癌の関係とは?

欧州食品安全機関(EFSA)の研究では、高容量のアスパルテーム投与を行ったマウスに肝細胞癌が発生した原因について、『アスパルテームの代謝物であるメタノールが発癌性の作用としての役割を果たす可能性がある』と述べています。

 

◆アスパルテームと肝細胞癌の相関関係に関する実験(欧州食品安全機関・Soffrittiら)

【実験内容】マウス(妊娠12日目の妊婦マウスから、母体を通じて生後130週目のマウスまで)にアスパルテームを混餌投与し、肝細胞癌との関係を調べる。

【結果】2つの高用量(約1,900mg/kg体重/日、4,000mg/kg体重/日)で、投与群マウスにおける肝細胞がんの有意に高い発生率を報告した。

 

また、以下ではヒトにおいて、長期間に渡り頻回に人口甘味料を摂取していた例で、肝細胞癌リスクが上昇する可能性が示唆されました。

 

◆ソフトドリンクと肝臓がんの相関関係に関する研究(国際がん研究機関を含む研究グループ:ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・ニュートリションオンライン版)

【研究内容】欧州10カ国50万人以上を対象に11.4年間に渡り、ソフトドリンク・果物・野菜ジュース摂取による肝細胞癌との関係を追跡調査する。

【結果】ソフトドリンク・果物・野菜ジュースの摂取量が週6日以上の場合、非摂取群より80%リスク上昇した。

 

⇒また、人口甘味料含有のソフトドリンク摂取群では、摂取回数が週1回増加するごとに、リスクが6%増加した(砂糖入りの場合は、関連性は見られなかった)。

⇒果物・野菜ジュースは、摂取回数が週一回未満でリスクが4割減少していた。

 

最後に

WHOの報告では、アスパルテームは一般的な摂取量であれば健康への問題はないとされていましたが、今回の研究結果のように未だ不明な点はあります。メタノールによる毒性が不安である場合には、最終代謝物である蟻酸の代謝促進物質『葉酸』を同時摂取することも効果的かもしれません。

 

(photoby:pixabay

著者: あせちるこりんさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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