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中国産の鶏肉・卵は安全?鳥インフルエンザ『H7N9型』感染を防ぐために必要なことは?

近年、鳥由来の新型インフルエンザ『H5N1』『H7N9』型の発生と拡大(鳥からヒトへの感染のみが確認されている)が懸念されていますが、2015年1月の報告では、中国で新たに3人の死亡者を含む、15人の感染者が報告され、現時点では感染者は400人近く、死亡者は120程度に上るとされています。H7N9型は鳥に対しては弱毒性ですが、ヒトに感染すると死亡率が約20%に上昇すると言われており、強毒性であるため非常に危険であるとみられています。以下では、その被害の詳細と、対策について見て行きたいと思います。

 

H7N9型の中国での感染状況は?

H7N9型鳥インフルエンザは、2013年3月末以降、中国国内で感染が多数確認されており、最終の被害の報告は以下とされています。

 

【感染状況・死亡率】

 

・感染者:394人

・死者:118人

・死亡率:29%

・死亡年齢:平均66.63歳(死者のほぼ半数が60歳以上である。)

 

感染拡大予防としてできることは?

また、現在では鳥からヒトへの感染例のみであり、ヒトからヒトへの感染例は報告されていませんが、今後鳥とヒトとの接触が繰り返される中で、ウイルスが変異し、新型インフルエンザとなる可能性があります。現在H7N9型は、中国での発生が確認されており、日本での確認はありませんが、感染拡大を防ぐため、中国への渡航時には以下の点に注意し、行動することが薦められています。

 

◆不用意に鳥類に近寄ったり、触れたりしない(特に、家きんが飼育されている場所や、生きた鳥を販売している市場、食用に鳥を解体している場所などに立ち入らない)。

◆こまめな手洗い・うがいなど、衛生管理を心がける。

◆感染報告地域へ行く場合には、人混みはできるだけ避け、マスクを着用する等の対策を心がける。

◆突然の発熱や咳など、呼吸器感染症の症状が現れた場合には、速やかに最寄りの医療機関を受診する。

 

<中国産の鶏肉・卵は安全?>

 

これまで、世界的な報告を見ても、中国産を含む鶏肉や鶏卵を食べることでヒトが鳥インフルエンザウイルスに感染したという事例はありませんが、WHOによると万全の策として、鶏肉を食べる際には、中心部まで70℃に達するように(ピンク色の部分が残らないように)加熱された肉類を食べることが安全であると述べています。

 

最後に

上記のH7N9型と同様に、『H5N1型』に対しても鳥からヒトへの感染拡大、またウイルスの変異によるヒトからヒトへの感染が不安視されています。前述のような鳥への接触を避ける方法以外の感染予防法としては、体の基本的な免疫低下・脆弱性を予防することと述べられています。【1)基礎疾患の治療に努める、2)免疫低下を防ぐ、3)高齢である場合肺炎球菌などのワクチン接種を行う、4)旧来のワクチン接種を行う】などが推奨されています。

 

(photoby:pixabay

著者: あせちるこりんさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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