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体が冷えると吐き気が強まる?!『月経前症候群と冷え』の関係とは

生理日の何日か前になると、決まって不調症状【イライラ・頭痛・吐き気・めまい】が生じるという方は多数います。これを月経前症候群と呼んでおり、症状が強い場合には、病気ではありませんが薬などの対処療法を行う場合があります。また発生のメカニズムとしては、発痛物質プロスタグランジンの増加が関連していると言われており、この物質が体が冷えたときに過剰に作られるという性質があることから、冷えの予防は不調症状の対策として非常に重要です。以下では、その詳細について見て行きたいと思います。

 

月経前症候群の症状とは? 

月経前症候群の症状には以下のものが挙げられます。

 

<身体的症状>

【下腹痛、頭痛、乳房痛、乳房が張る、腰痛、関節痛、むくみ、体重増加、脚が重い、めまい、食欲亢進、便秘あるいは下痢、悪心、動悸、過剰な睡眠欲、不眠】

 

<精神的症状>

【怒りやすい、反感、闘争的、憂鬱、緊張、判断力低下、不決断、無気力、孤独感、疲れやすい、不眠、パニック、妄想症、集中力低下、気力が続かない、涙もろい、悪夢を見る、異性に対してのみ攻撃的になり暴力をふるう】

 

プロスタグランジンとは? 

生理前から生理前半までに体内で急激に増える物質に『プロスタグランジン』があります。プロスタグランジンは、陣痛の時に多く分泌され、子宮の収縮を促す作用が良く知られていますが、生理のときも同様に子宮の収縮をうながして経血を体外に排出しやすくする働きを持っています。

 

<プロスタグランジンが増えすぎるとどうなる?>

プロスタグランジンの量が増えすぎると、生理痛と呼ばれる、主に腹部痛・腰痛・だるさ・吐き気などの症状に繋がります。主な機序としては、血管の収縮と発痛物質の蓄積が関連していますが、この作用は子宮だけでなく胃腸の働きにも影響を与えるため、下痢や吐き気などへの波及症状も出てしまうと言われています。

 

吐き気を抑えるためには、増加しすぎたプロスタグランジン抑える必要があり、病院などではこの生成を抑える作用の薬を処方されることになります。

 

<冷えはプロスタグランジン増加に繋がる!> 

しかし、薬を飲む以前にできる対策もいくつかあり、その中でも有効と考えられているのが『冷えを防ぐ』ことです。身体が冷えて血行が悪くなると、子宮収縮力が弱まってしまい、それに反発するように脳からはプロスタグランジンを過剰分泌させる指示が出されます。そのため、生理痛を緩和させるためには、身体を温めて血行をよくすることが大切になります。

 

プロスタグランジンを抑えるための食材とは?

また、その他にも、プロスタグランジンの増加を抑える作用を持つ食材を摂ることで、月経前症候群の各症状(下腹部痛や吐き気など)を緩和することもある程度可能です。以下の食材が有効とされています。

 

◆魚油(γ‐リノレン酸・DHA・EPA)⇒炎症を抑える効果

◆アーモンド・大豆(マグネシウム)⇒子宮の収縮を緩める(弛緩作用)

◆マグロ・サンマ・サバなどの魚(ビタミンB6)⇒代謝を高め、子宮の収縮をやわらげて緊張を抑える効果

 

最後に

また上記の他にも、月経前症候群に有効とされるサプリメントに『チェストツリー』というものがあります。臨床試験では、その有効性が多数報告されていることから、薬を常用する前に一度こちらを試してみるのも必要かもしれません。

 

(photoby:pixabay

著者: あせちるこりんさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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