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「直腸膣ろう」の症状・治療法とは?もしかして私も子宮膣部びらん?びらんの特徴とは!子宮頸管炎になったら受ける検査、治療法

排便の後に、トイレットペーパーにつく便の場所がおかしいとかんじたら、それは直腸膣ろうかもしれません。直腸膣ろうは、直腸と膣を隔てる壁に穴があき、直腸と膣がつながってしまう病気です。

 

便が膣から出てきた!「直腸膣ろう」って?

直腸膣ろうは冒頭に書いたように、何らかの原因で直腸と膣の間の壁に穴があき、トンネルのようにつながってしまう病気です。そのため、直腸を通る便やガスが膣の中に入ってしまいます。

 

こうした状態は、出産や病気、放射線治療などが原因となって生じます。そうして聞くと、これから出産を控える女性は怖く感じますが、実際この直腸膣ろうは先進国ではあまり見られない病気です。

 

先進国では出産後の母体のケアもきちんとしてくれますので、例え膣と直腸の間の壁が裂肛しても、それを確認し、縫合してくれます。

 

手術が難しい「直腸膣ろう」

では実際、直腸膣ろうだった場合はどうなるのでしょうか?

実はこの病気は、肛門周辺の治療の中でも、最も難しいもののひとつと言われています。薬では治すことができず、手術によって治すことが基本になります。

 

・小さい穴なら自然治癒の可能性

ごく小さい穴があいているだけの場合は、自然治癒の可能性があります。便などの不要物が直腸を通らないよう、一定期間絶食することで、自然治癒を促すのです。

 

・縫合

外科的手術では、穴を縫合して治療をします。縫合の仕方自体はいろいろとあり、単純にあいている穴を縫合したり、一度穴から会陰部(膣と肛門の間の組織)までを切開してから縫合したり、状況に合わせて選択していきます。

 

・治療が出来ないケース

治療の対象にならないこともあります。それは、直腸膣ろうが、がん治療の放射線治療によって生じた場合です。

 

この場合、手術で治療をするのは極めて難しくなります。というのも、この場合放射線治療の影響で血流が悪くなっており、体の組織自体ももろくなっているので、縫合自体が難しくなってしまうためです。

 

医師選びは慎重に

女性の場合、産後が最も気になるかもしれません。ただし、直腸膣ろうはあまり見られない病気であるが故に、治療自体が難しいのに、治療の数をこなしている病院や医師は少ないという現状もあります。

ですから、その際の病院選びなどは慎重になった方がよいでしょう。

 

「膣から便が出てきた!?」直腸膣ろうの症状…気づきづらいので手遅れになることも…

腸は食べたものが通る場所で、膣は子どもが通る場所です。それぞれまったく異なる役割を持つ場所ですが、それらがつながってしまう病気があります。

 

それぞれの役割を考えると、2つの場所がつながってしまうのは、なんだかとっても怖い気がしますよね。

 

膣と腸がつながる「直腸膣ろう」とは?

膣の出口と直腸の出口の位置を考えれば想像できるように、膣と直腸というのは隣り合っています。しかも、膣と直腸を隔てている壁は非常に薄いため、何かのきっかけで穴が開いてしまうことがあります。

 

先天性のものと後天性のものとがあり、こうした症状の病気を「直腸膣ろう」と言います。

 

なんだか怖い…直腸膣ろうになったらどんな症状が出るの?

膣と直腸がつながるということは、直腸を通る「便やガスといったものが膣の中に入りこむ」ということです。こんな状態になったら、どんな症状が見られるのでしょうか?

 

・無症状

膣と直腸がつながっていても、特に気にならないことがあります。

 

・膣からガスや便が出てくる(ように感じる)

膣と直腸がつながっていれば、便やガスが膣に入り込みやすくなりますから、膣からそれらが出てきて不快に感じます。「便やガスが出てきた」とはっきりと感じられることもありますし、「そんな気がする」程度しか感じないこともあります。

 

「おかしいかな?」と感じた場合には、便をふく際に位置を気にしながら拭いてみましょう。膣の出口を拭いたときに便がつくようなら、直腸膣ろうが疑われます。

 

・おりものが多い、においがする

おりものに変化が見られることもあります。

 

・浸出液

便やガスが膣に流入することで、膣の中で炎症が起こることがあります。炎症が起こるとそれに伴って障害された血液から、血液成分が血管の外に漏れだすことがあります。これを浸出液と言い、その炎症による浸出液が膣から出てくることもあります。

 

ちょっとわかりにくい症状もあるので気付きづらい

このように症状を見てみると、なかなかはっきりと「病気だ!」と分かりやすい症状がありません。そのため、発症していても気づかれずに放置されてしまうこともあります。

 

ただ、放置していて治癒していくということはなく、そのままにしていれば、炎症を起こすなど進行していきます。

 

特に女性の場合、出産後に直腸膣ろうを発症することがありますので、こうした異変を感じたら、かかりつけの医師などに相談してみると良いでしょう。

 

もしかして私も子宮膣部びらん?病気じゃないけど気になる!びらんの特徴について

成人女性ならば8割には見られるとされている「子宮膣部びらん」というものがあります。これだけ聞いてしまうと、「8割もの人が病気なの!?」と思ってしまうかもしれませんが、この子宮膣部びらんは病気ではありません。

 

ではいったいこれは何者なのでしょうか?

 

そもそも子宮膣部ってどこ?

女性の体は大まかに言うと、膣から入ってその先に子宮があります。そして子宮の上の方を体部、下の方を頚部と呼びます。その子宮の下の方、頚部の中でも、最も膣に近い部分が「子宮膣部」です。

 

子宮膣部びらんって病気じゃないなら、なに?

上記の子宮膣部という場所にできるびらんが、子宮膣部びらんです。最初に書いたようにこれは病気ではありません。

 

ではいったい何かというと、「子宮膣部にびらん(ただれ)のようなものが出来た状態」を、子宮膣部びらんというのです。ただれと言っても火傷などでただれたものとは違い、生理的にただれのように見えるということです。

 

女性ホルモンが分泌されていれば、誰でもなる可能性のあるものなので、特に心配する病気などではないのです。

 

こんな症状があれば子宮膣部びらんかも!

病気ではないといっても、子宮膣部びらんになるといくつかの症状が見られることがあります。以下のような症状がみられたら、子宮膣部びらんを疑ってみて下さい。

 

☐ときどき、月経とは関係なく出血が見受けられる

(鮮やかな血液のことも、おりものに混ざって茶色っぽいことも)

☐出血は放っておくといつの間にか終わっている

☐性行為の際やタンポン使用時が特に鮮やかな血液が出るように感じる

☐排尿時、排便時に膣からの血液がつくように感じる

☐おりものの量が多くなったように感じる、不快に感じるおりものが増えた

 

びらんが多いと分泌物が多くなる、おりものに症状があらわれやすいです。また、びらんの部分は刺激に対する抵抗力が弱いので、性行為やタンポンといった刺激で出血などをすることも特徴と言えます。

 

不快な症状があれば病院へ

病気ではないといっても、びらんは炎症を起こしやすく、感染症にかかりやすい場所でもあります。ですから、こういった面での注意や心構えは必要です。

 

ただ、こうした感染症などが無くても、「おりものが多くて困る」「性行為のときの出血が気になる」といった悩みがあるのなら、病気ではなくても産婦人科へ相談に行きましょう。何らかの、あなたの症状に合った改善策を考えてもらえるでしょう。

 

女性器は細菌感染しやすい場所なので気をつけて!子宮頸管炎になったら受ける検査、治療法を解説!

女性器というのは、口や耳のように、外の世界と直接つながっている場所です。そのため膣や子宮は、外から入ってきた細菌などに侵され、病気を発症することが多いです。

そして、膣と子宮の間にある道、子宮頸管という場所も当然ながら細菌などに侵されやすい場所です。

 

子宮頸管炎とは?

子宮頸管炎という病気は先述の通り、膣と子宮の間にある子宮頸管という場所に菌が感染して、炎症が起こる病気です。

 

多くの場合で、子宮頸管炎のみを発症するということはあまりなく、他の場所にまで炎症が広がることがあります。炎症が広範囲に広がれば、それが不妊の原因になることもあります。

 

子宮頸管炎が疑われたら?

子宮頸管炎を発症すると、おりものの異変や、下腹部の痛み、出血、性交痛などの症状が見られます。

そういった症状を感じて、産婦人科でいざ治療を受け、子宮頸管炎と診断されたら、どのような検査、治療を受けるのでしょうか?

 

子宮頸管炎の検査

子宮頸管炎が疑われた場合、治療の前に必要になるのが「原因菌の特定」です。

子宮頸管炎は様々な細菌が原因菌となり得る病気です。そのため、炎症を起こしている細菌を特定する必要があるのです。

 

特定には、以下のような方法がとられます。

・おりものを観察する

・子宮頸管粘膜の細胞を採取し、培養して特定する

・血清の中に原因菌の抗体ができていないか確認する

 

症状などからある程度原因菌の特定をし、その想定の下でどういった検査をするかが決まってきます。

 

子宮頸管炎の治療

検査において原因菌が特定されたら、その菌に効く薬剤で治療を行います。

菌によって異なりますが、抗生物質、抗真菌剤、抗ウイルス剤、抗原虫剤などを使用します。

薬剤と言っても、内服薬だけではなく、膣内薬といった形の投与もあります。

 

慢性化させないように注意!

子宮頸管炎ははっきりとした症状が出ることもあれば、あまり症状がでないこともあります。これは原因菌の種類や炎症を起こしている場所によっても異なります。

しかし、症状があまりないからとって放っておいては子宮頸管炎が慢性化してしまいます。慢性化すると薬では治りにくくなり、病変部分を焼いたり、凍結凝固させる方法、炎症部分を切除する方法などをとることになります。

 

そのため、慢性化させないように早い段階で病院に行く必要があります。

(Photo by:pixabay

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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