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初期症状に気づきにくい卵巣腫瘍!腫瘍は良性?悪性?悪性の場合は卵巣がんに…「卵巣腫瘍」の検査と治療

「卵巣に腫瘍がありますね」と言われたらドキッとしますよね。卵巣は人の体の中で腫瘍ができやすい場所とされています。

そうはいっても腫瘍には良性や悪性があり、その区別が腫瘍と付き合っていく上で非常に重要になってきます。

 

卵巣腫瘍かなと思ったら病院へ

卵巣腫瘍を発症していても、多くの場合初期症状が乏しく、早期に気づくのは困難です。ある程度症状が進行していくと、卵巣が腫れて大きくなっていきます。

 

それによって膨満感が生じたり、卵巣のつけ根がねじれて、激しい腹痛を感じることがあります。そうしてようやく異変を感じ、病院に行き検査を受けるということが多いようです。

 

どんな検査を受ける?

では実際に病院に行ったら、診断のためにどんな検査を受けるのでしょうか。

 

・問診

月経の状態などについて答える必要がありますので、あらかじめ確認しておきましょう。

 

・触診

外から卵巣部分を触って、卵巣の腫れの具合などを確認します。

 

・内診、超音波検査

膣内に器具を入れて、中から卵巣の状態を確認します。これによって正確な大きさや、形、内部の状態(癒着の有無など)を知ることができますので、ある程度良性、悪性の診断が可能です。

 

・MRI検査、CT検査腫瘍マーカー測定

必要であると判断された場合、より精密に検査をするためにMRI検査、CT検査、腫瘍マーカー測定など、他の検査が行われることもあります。

 

MRI検査やCT検査では、子宮や膀胱など、周辺臓器との関係や、腫瘍内部の状態、リンパ節の状態などを観察します。

 

腫瘍マーカーは血中の特定の物質を測定して、腫瘍が悪性かどうか判断しますが、これによって卵巣腫瘍だけを特定できるわけではなく、補助的に用います。

 

こうした検査を行っても、良性か悪性かを断定できるまでには至りません。そのため、はっきりとそれを判断するには、手術によって摘出した腫瘍を病理検査する必要があります。

 

治療はどのように行われる?

検査によって良性、悪性、あるいは境界性悪性(良性と悪性の中間)であると判断されたら、治療を行います。では、具体的にどのような治療を行っていくのでしょうか。

 

・良性腫瘍の場合

良性の場合は、サイズによって治療の選択も変わってきます。

腫瘍の大きさが10cm以内であれば、腹腔鏡手術による腫瘍の摘出ができます。腫瘍がそれ以上大きくなったものは、開腹して腫瘍切除をする必要が出てきます。

 

・悪性腫瘍の場合

悪性の場合は卵巣がんとなり、基本は手術によって可能な限りの腫瘍を摘出することになります。場合によっては卵巣の摘出などもあわせて行われ、その後抗がん剤の治療を行っていきます。

卵巣がんは抗がん剤の効果を得やすい腫瘍ですので、抗がん剤治療を行うことには、非常に意味があります。

 

・境界性悪性腫瘍

多くの場合は手術による完治が可能ですが、あいまいであるため、組織診断をして治療方針を決める必要があります。概して悪性腫瘍よりも予後はよいです。

 

どの可能性もある卵巣腫瘍、だからこそきちんと確定を

「卵巣がんの可能背がある」「子宮を摘出する可能性がある」と考えると、卵巣腫瘍が疑われても、気持ちの部分で病院に行きにくいと思います。

 

しかし、卵巣腫瘍が悪性だった場合は卵巣がんですので、がんである以上は他の場所に転移する可能性もあります。そうなればもはや、卵巣や子宮だけの問題だけではなく、全身にその危険が及んできます。

 

その可能性があるからこそ、診断が下される怖さを押しても、病院で診察を受けるべきと言えるでしょう。

 

(Photo by:pixabay

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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