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閉経後のホルモン補充療法によって「卵巣がん発症」の可能性が…その真偽とは?

閉経するとホルモンのバランスが崩れるため、更年期障害の症状が見られるようになります。

そうした更年期障害に対する治療のひとつとしてあるのが、ホルモン補充療法です。このホルモン補充療法に対して、気になる研究結果が報告されました。

 

ホルモン補充療法とは?

閉経前後に、女性ホルモンの分泌が安定しなくなり、更年期障害が起こることがあります。

更年期障害は人によっては、生活に支障が出るような症状が出ることもあり、そのため、その場合にはなんらかの治療を必要とします。

その治療法としてあるのが、女性ホルモンを補う、ホルモン補充療法です。

 

ホルモン補充療法は「卵巣がんのリスク」を上げる可能性

実は、ホルモン補充療法と卵巣がんの関係というのは、以前から指摘されていました。

そんな中、イギリスの研究チームが報告したのが「ホルモン補充療法が卵巣がんのリスクを上げる」というものです。

 

ホルモン補充療法の研究では…

研究では、ホルモン補充療法と卵巣がんに関する研究のデータから、

閉経後に卵巣がんを発症した女性12,110人分のデータを分析し、女性ホルモン補充療法を受けた群と受けていない群を比較して、卵巣がんにかかる危険性を比べました。

 

研究結果

分析の結果、ホルモン補充療法を受けている女性は、受けていない女性と比べて卵巣がんにかかる危険性が1.43倍高くなったことが分かりました。

また、調査時にホルモン補充療法を受けていなかった女性をあわせても1.37倍という結果になりました。

 

この結果には、ホルモン補充療法の開始年齢、種類、肥満度、ピルの使用などの影響はなかったと言います。

 

まだ研究段階、でもこれからガイドラインが変わる可能性アリ!

このホルモン補充療法と卵巣がんの関係については、まだ研究の段階を脱しておらず、これから一層の分析がなされることが期待されます。

 

ただ、こうした関係が実際のものであれば、いずれはホルモン補充療法を受ける際の心構えも変わってくるでしょう。

 

もし今、ホルモン補充療法を受けているという人や、これから受けることを検討しているというならば、少しこうした関係は頭に入れていた方がよいかもしれません。

 

(Photo by:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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