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メンタル

知りたい!不登校の子どもが再登校するようになった、効果的な対応ってなに?


小学生中学生の不登校児の数は、ほぼ横ばいか、ゆるやかな減少の傾向が見られています。

文部科学省の平成24年度の調査によると、小学校と中学校をあわせて、不登校児童の数はあわせて112,689人です。

 

わが子が不登校になった…

子どもが元気に学校に行ってくれるのは、親御さんからすれば実に嬉しいことです。しかし、一方で子どもが「学校に行きたくない」と言って学校に行けないこともあります。

 

そんなとき、親としては「どうやったらまた学校に行ってくれるのか…」と考えてしまいます。その子がどんなきっかけで不登校になったかを考えるのが対応としては第一です。その上でどんな対応をしていくのかもまた、大切になってきます。

 

どんな対応がいいの?

冒頭に書いた、平成24年度の文部科学省の調査では、「指導の結果登校する又はできるようになった児童生徒」に特に効果があった学校の措置(複数回答可)という調査結果があります。

 

実際に学校でどんな措置がされているのか?そしてどんな措置に効果が実感されているのか?を見てみましょう。

 まずは小学校での措置を見ていきます。

 

・小学校の不登校への対応

1. 登校を促すため、電話をかけたり迎えにいくなどした(35.6%)

2. 家庭訪問を行い、学業や生活面での相談に乗るなど様々な指導・援助を行った(32.3%)

3. 保護者の協力を求めて、家族関係や家庭生活の改善を図った(27.8%)

4. 不登校の問題について、研修会や事例研究会を通じて全教師の共通理解を図った(26.2%)

5. 教師との触れ合いを多くするなど、教師との関係を改善した(24.2%)

 

上位の5つを載せました。

こうして見てみると学校から家庭への働きかけが、上位を占めているように見えます。

 

小学生の場合、子どもの精神状態を左右する最も大きな要因が家庭と言えます。そのため、家庭への働きかけ、家庭での働きかけが非常に重要だと言えるでしょう。

では次は中学校での措置を見ていきます。

 

・中学校の不登校への対応

1. 家庭訪問を行い、学業や生活面での相談に乗るなど様々な指導・援助を行った(63.1%)

2. 登校を促すため、電話をかけたり迎えにいくなどした(60.9%)

3. スクールカウンセラー等が専門的に指導にあたった(57.1%)

4. 保健室等特別の場所に登校させて指導にあたった(48.7%)

5. 保護者の協力を求めて、家族関係や家庭生活の改善を図った(45.4%)

 

こちらも上位の5つを載せています。

この上位5つ以下も割合が多いものがあり、

・全ての教師が当該児童生徒に触れ合いを多くするなどして学校全体で指導にあたった(39.9%)

・教師との触れ合いを多くするなど、教師との関係を改善した(38.2%)

・友人関係を改善するため指導を行った(34.7%)

などの項目も注目できます。

 

小学生の対応を比べると、家庭環境や家族関係の改善と並んで、より個人に沿った対応、友人や学校での人間関係の改善などが注目するべき点です。

 

これは思春期になり問題の範囲が広がるためで、家の中だけではなく、より学校との連携を密にする必要があると言えるでしょう。

 

有効な対応を参考に

不登校の状態は子どもによって様々です。そのためこうした対応をしたからと言って、必ずしも不登校が解消されるということにはなりません。

 

そうは言っても子どもの悩みには、その時期に共通する部分がありますから、こうした対応を参考にしつつ、目の前の子どもの実態をとらえていく必要がありそうです。

 

(Photo by:pixabay

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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