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良い子だった我が子が突然不登校に!?不登校の子どもが再登校するようになった効果的な対応とは?

 

「すごく良い子」が不登校になってしまうというケースがあります。周りから見れば「なんであの子が?」と思われるようなケースです。

この場合、同時に親も「何でうちの子が?」と疑問に思ってしまうことが多いです。

 

良い子だったのになぜ不登校に?

一般的に良い子というと「親のいうことを聞き、先生のいうことを聞き、人への接し方も良好で、勉学や部活においても努力ができる」…といった子どもでしょうか?

良い子というのは、もっと踏み込んで言えば「大人から見て手のかからない子」とも言えると思います。

 

こうした子どもが不登校になるのは多くの場合で子どもが「息切れ」してしまうためです。

 

子どもの場合、まだまだ自分の欲を抑えられないのが普通です。だからずるいこともしますし、嘘もつきます。

しかし、そういった欲を押し殺して良い子でいるということは、「頑張っていい子でいる」ということであり、それは長くは続かないのです。

 

こんなタイプにはどう対応すればいい?

良い子が息切れしてしまった場合、まずは親御さんがその状況を理解しましょう。

ときに親御さんはそれまでの子どもの姿を「本当の姿」と考えてしまって、息切れした子どもを受け入れられないことがあります。

 

その上で、子どもに以下のような声をかけてあげましょう。

 

「しばらく休んでもいいよ」

親御さんの気持ちとしては難しいかもしれませんが、休み始めたときには子どもが息切れしているというサインです。

その時に「頑張って学校に行こう」と言えば子どもを追い詰めてしまいますから、お子さんのそれまでの頑張りを認めつつ、本人の挫折感を認めてあげて、安心感を与えてあげましょう。

その上で、お子さんの心のエネルギーを回復させる期間を設けてあげましょう。

 

「いつでも話して」

ときに、ストレスが強くなって攻撃的になったり、部屋にとじこもったりすることがあります。このときには学校や親からの働きかけを控え、それでもこちらからは「見守っているよ」「そばにいるよ」というメッセージを送りましょう。

特にこの時期は命令的な言葉や否定的な言葉は控えましょう。

 

「いろいろな選択肢があるよ」

子どもの状態が変化して、だいぶ落ち着いてくる時期があります。人とのかかわりを持つようになり、自分から学校や勉強のことを気にしはじめます。

そのときには本人が再登校を望むなら、学校からも積極的に連絡をとってもらってもよいでしょう。

 

その中でも親御さんは「以前の子どもに戻った!」と思うのではなく、「あなたの気持ちが大事」「あなたらしい生き方を探そう」といった話をしてあげましょう。

 

いつも見ている子どもの姿は本当の姿ではないかも…

多くの親の願望として、子どもには「良い子になってもらいたい」ですよね。だからこそ、良い子のわが子の姿の方が「本当の子どもの姿」と考えたくなってしまいがちです。

 

まずは親御さんができる第一歩としては、本当の子どもの姿を受け入れるということが大事なのです。

 

不登校がうつ病を発症する原因になる!?複雑な不登校問題とうつ病の関係

不登校というのは、ただ学校に行かないという事態に収まりません。

勉強が遅れてしまうのはもちろんのこと、大切な時期に人間関係を学べないことなども問題として挙がってきます。

そして、子どもであってもうつ病を発症することもあるのです。

 

不登校からうつ病を発症する!?

子どもが発症するうつ病というと、なんだか不登校の原因のように感じるかもしれません。

もちろんそういったケースもあるようですが、逆に「不登校になったからうつ病を発症する」というケースもあるのだそうです。

 

もちろん不登校になったから全ての子どもがうつ病を発症するということではありません。むしろうつ病まで発症してしまうケースはそんなに多くありません。

 

では、不登校になった場合どんな経過をたどってうつ病を発症するのでしょうか?

 

不登校→うつ病の流れ

不登校→長期化→情緒不安定→うつ病発症…というように不登校からうつ病を発症する流れをみてみましょう。

 

(1)不登校

何らかの原因があって不登校が生じます。きっかけはいじめかもしれませんし、家庭環境かもしれませんし、ちょっとした友達とのケンカかもしれません。

しかし1日学校に行かないと、「次の日も…また次の日も…」というように欠席を繰り返してしまうことがあります。

 

(2)不登校の長期化

残念ながら学校というのは、日々学校に通っていることを前提にして、行事や授業が組み立てられています。そのため登校しない日が連続してしまうと、みんなが分かっているのに自分だけ分からないことが多くなってしまい、再登校に結び付きにくいのです。

そのため不登校が続くと、その状態が長期化しやすいです。

 

 (3)焦り、ストレスで情緒不安定になり、うつ病に…

さらにそういった再登校への焦りやストレスを子ども本人や親御さんが感じるようになります。

また、学校に行っていれば嫌でも朝起きて、日中に活動して、夜になれば眠たくなります。食事に関しても3食ほぼ決まった時間にとることになります。

 

しかし不登校の状態だと、日々の生活をないがしろにしがちです。ちょうど夏休みにだらけて生活習慣が乱れてしまう学生のようなものです。日々の生活が規則的でないことというのも、うつ病発症の誘因になるのです。

 

うつ病が治っても不登校が治るわけではない

不登校でうつ病を発症しているというと、「うつ病を治療すれば不登校も解消される」と思いがちです。

しかし、実際うつ病が治ったからと言って不登校まで治るわけではなく、不登校の状態はそのまま続いてしまいがちです。

 

そのため、もし不登校の状態でうつ病を発症したとしたら、「まずはうつ病の治療、そして不登校の解消」という、2段の解決が必要になることを知っておく必要があるでしょう。

 

知りたい!不登校の子どもが再登校するようになった、効果的な対応ってなに?

小学生中学生の不登校児の数は、ほぼ横ばいか、ゆるやかな減少の傾向が見られています。

文部科学省の平成24年度の調査によると、小学校と中学校をあわせて、不登校児童の数はあわせて112,689人です。

 

わが子が不登校になった…

子どもが元気に学校に行ってくれるのは、親御さんからすれば実に嬉しいことです。しかし、一方で子どもが「学校に行きたくない」と言って学校に行けないこともあります。

 

そんなとき、親としては「どうやったらまた学校に行ってくれるのか…」と考えてしまいます。その子がどんなきっかけで不登校になったかを考えるのが対応としては第一です。その上でどんな対応をしていくのかもまた、大切になってきます。

 

どんな対応がいいの?

冒頭に書いた、平成24年度の文部科学省の調査では、「指導の結果登校する又はできるようになった児童生徒」に特に効果があった学校の措置(複数回答可)という調査結果があります。

 

実際に学校でどんな措置がされているのか?そしてどんな措置に効果が実感されているのか?を見てみましょう。

 まずは小学校での措置を見ていきます。

 

・小学校の不登校への対応

1. 登校を促すため、電話をかけたり迎えにいくなどした(35.6%)

2. 家庭訪問を行い、学業や生活面での相談に乗るなど様々な指導・援助を行った(32.3%)

3. 保護者の協力を求めて、家族関係や家庭生活の改善を図った(27.8%)

4. 不登校の問題について、研修会や事例研究会を通じて全教師の共通理解を図った(26.2%)

5. 教師との触れ合いを多くするなど、教師との関係を改善した(24.2%)

 

上位の5つを載せました。

こうして見てみると学校から家庭への働きかけが、上位を占めているように見えます。

 

小学生の場合、子どもの精神状態を左右する最も大きな要因が家庭と言えます。そのため、家庭への働きかけ、家庭での働きかけが非常に重要だと言えるでしょう。

では次は中学校での措置を見ていきます。

 

・中学校の不登校への対応

1. 家庭訪問を行い、学業や生活面での相談に乗るなど様々な指導・援助を行った(63.1%)

2. 登校を促すため、電話をかけたり迎えにいくなどした(60.9%)

3. スクールカウンセラー等が専門的に指導にあたった(57.1%)

4. 保健室等特別の場所に登校させて指導にあたった(48.7%)

5. 保護者の協力を求めて、家族関係や家庭生活の改善を図った(45.4%)

 

こちらも上位の5つを載せています。

 

この上位5つ以下も割合が多いものがあり、

・全ての教師が当該児童生徒に触れ合いを多くするなどして学校全体で指導にあたった(39.9%)

・教師との触れ合いを多くするなど、教師との関係を改善した(38.2%)

・友人関係を改善するため指導を行った(34.7%)

などの項目も注目できます。

 

小学生の対応を比べると、家庭環境や家族関係の改善と並んで、より個人に沿った対応、友人や学校での人間関係の改善などが注目するべき点です。

 

これは思春期になり問題の範囲が広がるためで、家の中だけではなく、より学校との連携を密にする必要があると言えるでしょう。

 

有効な対応を参考に

不登校の状態は子どもによって様々です。そのためこうした対応をしたからと言って、必ずしも不登校が解消されるということにはなりません。

 

そうは言っても子どもの悩みには、その時期に共通する部分がありますから、こうした対応を参考にしつつ、目の前の子どもの実態をとらえていく必要がありそうです。

 

登校拒否症対応に親が疲れてしまった…そんなときに利用できる施設

登校拒否症の対応をするのは大変、と感じる親御さんも少なくはありません。

学校でトラブルがあって登校拒否症になった場合、心が繊細で集団生活に馴染めない場合などさまざまな登校拒否のケースがあります。

そして、子どもは心の動きを言葉にして伝えるのが上手ではないため、いつまで経ってもなぜ登校拒否しているのかわからないケースまであるのです。

 

●親がストレスを抱えないことが大事

登校拒否症を悪化させやすいパターンに、『親のストレスの影響を受けてさらに登校拒否に』というものがあります。

子どもは良くも悪くも親の発する空気を読み取ります。特に繊細で真面目な子の場合は、『親の規範意識・親のネガティブな感情』を体で読み取ることもあります。

ですので、自分の登校拒否症が親のネガティブな感情を引き起こしていると感じれば、ますますストレスを感じるかもしれません。

登校拒否症としっかり付き合っていくためには、親がストレスを感じないように対応していくのも大事なことです。

 

●支援センターや相談室利用

親が登校拒否症の対応に疲れてしまった、ストレスを抱えずにうまく登校拒否症と向き合いたいときにはまず支援センターや相談室の利用をおすすめします。

学校内に相談室を設けている場合もありますし、学校外の地域の施設を支援センターとしている場合もあります。

まずは子どもが通う学校に問い合わせて、不登校の支援をしてくれる場所はどこかないかと聞いてみてください。

支援センターや相談室のプロに子どもを預けることで、子どもにとっても信頼できる大人が増える可能性も高いのです。

 

●児童精神科への受診

なかなか登校拒否症が治らず、本人も心の問題でとても苦しんでいるといった時は児童精神科への受診をお勧めします。

登校拒否症の問題を親子だけで抱えて共倒れするよりも、さまざまなプロの力を借りた方が良いです。

それほど偏見のある場所ではありませんし、早めに心の問題を解決することが生きやすさにもつながります。

 

登校拒否症対応に親が疲れてしまった時には支援センター、相談室、児童精神科など不登校を扱うプロと協力して負担を減らすことが大事です。

いつ登校できるのかは誰にもわかりませんので、子どもを責めずに長期視点で登校拒否症と付き合える環境を作りましょう。

 

(Photo by:pixabay

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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