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メンタル

高校生の不登校の原因は複雑…?不登校の「きっかけ」と効果的な「対応」とは?

不登校の問題は、学年が上がっていくにしたがって原因や対応の仕方も変化していきます。

それが高校生ともなれば、小学生の不登校と同じようには考えられません。高校生は義務教育の中学生までとも一線を画す、多様な原因があらわれてきます。

 

高校生の不登校

高校は中学校までとは違い、義務教育ではありません。そのためより子どもの環境は多様になります。

国公立に通うのか、私立に通うのかでも状況は大きく異なる場合がありますし、家庭の経済状況も大きく関係してきます。全日制か定時制下でも変わりますよね。

 

また行動範囲も広がりますから、人間関係もより複雑になり、半分は大人として考えてもいいかもしれません。

 

不登校のきっかけ

文部科学省が平成24年にまとめた調査には、高校生の不登校に関するものがあります。

高校生の在籍者数に対する不登校児の割合は、1.72%で、57,664人です。

 

そしてこの不登校のきっかけになったと考えられるできごとはでは、上位に以下のようなものがあります。

・無気力(30.1%)

・不安など情緒的混乱(16.2%)

・あそび・非行(13.4%)

・いじめを除く友人関係をめぐる問題(8.4%)

 

これらの数字は、国立、公立、私立のすべての数字をあわせて考えたものです。

これらを別々にして見てみると、国立では「学業の不振」が14.8%だったり、公立が「あそび・非行」が15.4%と高値だったりもします。

 

では、どんな対応で効果が出ている?

同調査では、「指導の結果登校する又はできるようになった生徒」に特に効果があった学校の措置もまとめています。

上位に入っている措置としては以下のようなものがあります。

 

登校を促すため、電話をかけたり迎えにいくなどした(53.6%)(93.7%)

家庭訪問を行い、学業や生活面での相談に乗るなど様々な指導・援助を行った(49.0%)(48.5%)

保護者の協力を求めて、家族関係や家庭生活の改善を図った(47.0%)(46.1%)

※(全日制)(定時制)の順

 

これらは小学生や中学生の対応でも多く見られている、基本的なものです。

原因の方から考えて推察すると、ハード面で言えばこうした対応をする中で、ソフト面では多様に先生と生徒の関係を強固にしたり、個人の状態にあったケアをしていることが想像されます。

 

高校生の場合の現実

高校生の場合、単位の修得が進級や卒業に関係してきます。そのため早期の登校を目指す必要がありますし、場合によっては復学以外の選択肢(休学や全日制から通信制への移行など)を考える必要が出てきます。

 

また、長いスパンで考えれば高校は社会に出る前の通過点です。本人の心の状態を大切にしながらも、人生計画のうちのひとつの点として、心に余裕を持って考えてあげられるとよいのかもしれません。

 

(Photo by:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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