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メンタル

不登校児に対する学校の対応は?学校はどこまでしてくれる?どんな努力をしている?

学校では、「教師対大勢」という構図が出来上がりがちです。

ですが、不登校の子どもを抱えている親御さんからすれば、「うちの子に合った対応をしてほしい」と、どうしても思ってしまいますよね。

 

もちろん教員も人間で、人間を相手にしているわけですから、一括管理のようなことはしません。

では、どんな対応が具体的にあるのでしょうか?

 

求められる「きめ細かい対応」「柔軟な対応」

先生というのも仕事ですから、クラス運営や学年の方針といったように、全体を見ることも非常に大切です。

しかしその一方で、個別の対応を必要としている児童もいるわけであり、時にはそちらの対応が非常に重要になります。

 

・スクールカウンセラー等との効果的な連携協力

・校内、関係者間における情報共有のための個別連絡記録の作成

・不登校児童生徒の学校外の学習状況の把握と学習の積極的な評価の工夫

・教職員の資質の向上

・不登校児童生徒の立場に立った柔軟なクラス替えや転学等の措置

・養護教諭の役割と保健室、相談室などの環境、条件の整備

・教員を支援する学校全体の指導体制の充実

 

文部科学省によれば、具体的にはこれらのような対応が取り組みとして行われています。

 

特に、学校内外のコーディネーター的な役割を果たす不登校対応担当の明確化といったことがこれらの中心的取り組みとして行われているようです。

 

特に不登校児に直接関係してくる事象が、「クラス替えや転学」といった措置や「保健室、相談室などの環境、条件の整備」といった措置だと思います。

 

よく学年が変わるときに「うち子のクラスの担任を〇〇先生にしてください」「〇〇ちゃんと同じクラスにはしないでください」といったような要望があるそうです。

そういった要望は学年全体を考える教職員の立場からは、聞き入れるということはできません。

ですが、できる範囲の中で柔軟な対応をできるだけしてくれるということは言えます。

 

要望があれば言ってみる

モンスターペアレントなどと言って、自分の要望を主張しすぎる親がいると言われますが、だからと言って要望の言わな過ぎはよくありません。

先生の仕事の仕方にも寄ってしまいますが、「こうしたい」「ああしたい」といった要望があれば小さなことでも先生に伝えてみましょう。

 

それが結果的に実現しなくても、伝えることに意味があります。

ただし、要望を聞き入れてもらえなかったからと言って、子どもに対して「ダメな先生ね」などとはくれぐれも言わないようにしましょう。

 

親御さんが先生を非難してしまっては、こどもはますます学校に魅力を感じなくなってしまいます。

 

不登校児に対して学校はどんな努力をしている?あなたの学校の特徴は大丈夫?

不登校の原因というのは、どこにあるのでしょうか?

多くの場合で子どもに原因があるとは言われず、その子どもを育てた親に原因があると言われたり、学校環境に原因があると言われたりします。

 

不登校をつくらないための学校の努力

不登校の原因が、全て学校にあるのではありません。もちろん学校でのいじめや教師との関係の中で不登校が生まれることはあります。

しかし、多くの場合、子どもの背負っている背景は家庭に根強くありますから、親御さんに原因がある場合も多くあります。

 

だからと言って、学校が何もしないでいいのかというとそうではありません。学校は学校で、不登校児をなるべく出さない学校の環境を整えてあげることが必要になってくるのです。

 

「不登校の原因は家庭の方にあります」とつっぱねてしまう学校というのも、なんだか信用できませんよね。

では、具体的に学校側というのはどんな努力をしているのでしょうか。

 

具体的な学校の努力とは?

具体的には以下のような学校の取り組みが、文部科学省から指針として打ち出されています。

 

・発達段階に応じたきめ細かい配慮

・習熟度別指導や、基礎学力定着に向けたきめ細かい教科指導の実施

・学ぶ意欲を育む指導の充実

・学級活動、児童会、生徒活動、学校行事等の特別活動の充実

・安心して通える学校の実現

・「心の居場所」「絆づくり」の場としての学校

 

基本的には学校というのは学びの場ですから、そういった点での配慮が多く上げられているように思います。

これらの取り組みによって学校の魅力を大きくし、行きたくなる場所を目指しているようです。

 

そして、不登校児に対する努力という点で、最も大きなものを言えば、「学校と社会のつながりを強めた、開かれた学校づくり」という努力だと思います。

 

地域の団体や企業などと連携し、児童を社会全体で見守るというものです。

これも様々な体験をするという学習の意味合いは大きいようですが、これによって子ども、ひいてはその家庭を地域に巻き込み、孤立させないという部分は大きいように思います。

 

あなたの学校はどうでしょうか?

おそらくこうした取り組みの比重の置き方は、地域によって異なるでしょう。

治安のよくない場所であれば、安心して通える学校を実現することに傾くと思いますし、学力向上に力を入れている地域であれば勉強関連の取り組みが大きく打ち出されているでしょう。

 

こうした取り組みは通っている当人はなかなか気づかないものですが、他の学校と比べるなどすると初めて見えてきたりします。

今一度通っている学校の魅力を再確認してみてもよいかもしれませんね。

 

子どもが不登校…義務教育が終わったらどうする?どんな選択肢がある?いつからの準備が必要?

中学生にあがると、不登校の生徒が多くなります。ただ小学校・中学校の義務教育課程は、進級や卒業においてそこまで厳しく決められていません。

そのため、あまり学校に行かなくても進級はできます。

ですが、その義務教育が終わったら…不登校の子どもはどうなってしまうのでしょうか?

 

中学3年生からの進学

義務教育の間は進級にさして苦労しないことも多いですが、問題となるのは中学校3年生からの進学、つまり義務教育が終わるときです。

卒業をして、進学をするのか就職をするのかを考える必要があるのです。

 

早期から先を見据えた対策を

中学生で不登校になった場合、そしてその不登校が長期化する可能性のある場合、今の学校で再び学校に行くか、再登校ではなく、高校から進学先で不登校を解消するかを考えておいた方が良いです。

 

そして進学先での不登校解消を目指す場合、自分で勉強をしておく必要があります。

その場合には学校の勉強に遅れないためというだけではなく、次の進路を見据えた勉強というレベルでの勉強が必要でしょう。

 

進学を考えるなら、フリースクールなどの選択肢も

中学校で学校に行っておらず、高校に進学して学校に行きはじめるとなると勉強だけが問題ではなくなります。

どんな理由で不登校になっているのであれ、中学校の期間、大勢の人とのコミュニケーションを学ぶ機会が乏しくなってしまいます。

 

その状態のままでは、高校に行っても、人とのコミュニケーションで苦労し、また不登校になってしまうという可能性もあります。

 

そのため、できるだけ人とのコミュニケーションの機会を設けるために、フリースクールなどに通えるといいでしょう。

 

フリースクールに通うのは勉強の面からも重要です。

どうしても自分だけでは勉強を管理するのは難しいですし、家庭内で教えると言っても親子関係や兄弟関係では摩擦が起きやすいです。

他人に勉強を見てもらうということでも利点があるのです。

 

何となく欠席が続いている状態は×

中学生で不登校になったら、特に親御さんは「なんとなく欠席が続いている」という状態にはしないようにしましょう。

お子さんの状態を見て、話しができる状態ならばそのときに、卒業後のことについて話してみるのがよいです。

すぐに結論ができなくても、そうした問題を提起していくことで、考えるきっかけになります。

 

またもし、高校進学がかなわなくても、高校卒業資格の取得も出来ますので、色々な選択肢を考えてあげるとよいでしょう。

 

(Photo by:足成 ) 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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