育児
子どもにもある自家中毒
ストレスなどによって腹痛や吐き気に悩まされるのが自家中毒です。
子どもの自家中毒について見ていきます。
●自家中毒はわからないことが多い
自家中毒の原因は正確にはわかりません。
緊張感が高くなると自律神経のバランスが乱れ、そこから体の異変をきたすとする説が一般的なので、自律神経系の病気と考えられています。
自家中毒の発症年齢は3歳くらいから10歳くらいまでで、自然に治る場合も多いです。
確実に言えることではありませんが、神経質、人見知り、緊張しやすい性格の子の方が自家中毒になりやすいと言われています。
●自家中毒の対応
自家中毒は、ブドウ糖の点滴と水分補給で治療できます。
ですが、自家中毒の裏には自律神経の乱れなどがかかわっており、対症療法だけでは本格的な治療とはいえません。
根本から自家中毒を起こさないようにするには、子どもに上手にストレス解消を促すことが大切です。
緊張する場面では親がサポートする、ストレスを発散できる趣味などを一緒に探してあげるなど、精神的なサポートで自家中毒を防ぎましょう。
●自家中毒? 感染症?
自家中毒は発熱を伴わないのが一般的です。
嘔吐はあっても発熱や下痢はなく、数日間で治るという場合には自家中毒の可能性が高いです。
ただ、これも絶対ではないので病院を訪れて診察を受けることをおすすめします。
(Photo by http://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=38737)
著者: カラダノート編集部