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PMDDとうつ病の違いは?同じ症状が見られるけど、決定的な違いは「月経」

 

毎回の生理前症状がつらいという人は、「早く生理が終わってほしい」と思うこともあるでしょう。ですが、ただの「つらい」ではすまないほどの症状が出ることがあります。

 

生理のたびにうつ症状

生理前にイライラしたり、気分の変調が激しくなったりすることがあります。これはPMS(月経前症候群)といって、月経に合わせたホルモン分泌量の変化が、こうした症状を引き起こします。

 

ですが、こうした症状は、うつ症状とまではいきませんよね。もし月経前などに見られる精神症状が、PMSで見られる軽度なものをこえて、うつ病のような症状になったら注意が必要です。それは、PMSよりも重い精神症状が出るPMDD(月経前不機嫌性障害)という病気といえます。

 

PMDDとうつ病

PMDDで見られる症状は、うつ病で見られるような重い精神症状です。それは不調というには軽すぎるもので、いったん症状が出れば、普段の生活に支障が出るくらいのものです。ときにそれは、感情にまかせた暴力や、自殺願望としてあらわれます。

 

この二つで見られる症状は同じです。では、どんなところが違うのでしょう?

 

大きなちがいは、月経にともなうかどうか

PMDDとうつ病のちがいは、月経周期にそくしているか、いないかです。

 

通常のうつ病の場合、ずっと気分が落ち込んでうつ症状が見られます。躁(そう)うつ病の場合は、気分が落ち込んだり、反動のように明るくなったりをくり返しますが、その周期は月経にともなって見られるものではありませんし、どちらの気分のときも通常の範囲外の症状です。

 

これに対して、PMDDは月経にそくして症状があらわれます。基本的には、月経の前から月経中にうつ症状がみられます。このとき見られる症状は、うつ病よりも軽いということではなく、うつ病と同等の症状が見られます。ただ、月経が終わってしまえば、特に症状を引きずるわけでもなく、ごく普通の精神状態に戻ります。

 

両者の違いはこれが大きく、違いを判断する上での大きな材料になります。

 

ただし、いずれも精神科

うつ病などの精神科が専門となる病気は、原因がなにかよりも、見られている症状がどの病気にあてはまるかが重要です。そのため、通常のうつ病でも、月経にともなううつ病でも、見られている症状が同じならば、精神科で診てもらうことになります。

 

ただPMDDの場合は、月経が過ぎるたびに「治まってしまう」という特徴がありますので、軽視して治療を遅らせないためにも、まずは知っておくことが予防になるでしょう。

 

 

(Photo by:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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