カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 育児・子供の病気 >
  3. ホームケア >
  4. 発熱 >
  5. 脳症って何??知っておきたい症状

育児・子供の病気

脳症って何??知っておきたい症状

『脳症』ってご存知ですか?ウィルスが脳の中で増殖することによって起きる病気のようです。とっても怖いですね。くわしく見てみましょう。

 

■脳症について知ろう

インフルエンザ脳炎・脳症とは

インフルエンザにかかった1歳から5歳くらいの幼児に、けいれんや、意識障害、異常行動などの急速に進行していまう神経症状が見られます。

更に、血管が詰まったり、多くの臓器が動かなくなり、命に関わる重篤な疾患です。

 

脳炎と脳症の違い

厳密に鑑別することは難しいですが、脳炎は、脳内に直接ウィルスが浸潤いて炎症を起こす場合を言います。

また、脳症は、脳内にウィルスが検出されずに、過剰な免疫反応が見られる場合を言うそうです。より重篤なのが『脳症』です。

 

■脳症はどうして起こるの?

原因ははっきりとは解明されていません。

ただ、脳症は、ウィルスが直接脳内に侵入しなくても発症するそうです。

インフルエンザの病原性はとても強く、体を守る働きをする免疫系が、大きなダメージを受けてしまいます。

 

免疫を調節して、体内に侵入した病原体を排除する物質を『サイトカイン』と言います。これには多くの種類があり、連携を取り合って働きます。そのことを『サイトカインネットワーク』と言います。

 

インフルエンザは、『サイトカインネットワーク』を障害するのです。

そうなると、過剰な免疫反応が起きて、『高サイトカイン血症』という状態になります。

 

脳内は『高サイトカイン脳症』という状態になるため、免疫が正常に機能しなくなってしまい、けいれんや意識障害、異常行動が見られるようになるのです。

その状態から全身の状態が悪化すると、多臓器不全を起こし、呼吸が止まったり、血管が詰まったり、多くの臓器の障害へと進んでしまい、命に関わる重症となってしまいます。

 

■脳症の症状は??

発症は、急激です。80%は、発熱後、数時間から一日以内に『けいれん』『意識障害』『異常行動』などの神経症状が見られます。

けいれんは、10~15分以上続く場合や、短くても何回も繰り返す場合、そして、左右が対照的でない場合は、医療機関に連絡をしましょう。

 

意識障害は、『呼んでも返事をしない。少しくらいの痛みには反応しない。』という状態です。起きているのか、寝ているのか分からないような状態ですが、寝ぼけている状態と区別する必要があります。

 

異常行動は、両親が分からないなど、人を正しく認識できないこと、食べ物とそうでないものを区別できないこと、幻覚などを訴えること、ろれつがまわらない、急に怒ったり泣いたり歌いだすこと、などが挙げられます。

お子さんの様子をよく見て、おかしいなと思ったら、早めに医療機関に連絡しましょう。

 

いかがでしたか。脳症は、とても怖いですね。よく把握をしておき、異変に気付いたらすぐに医療機関を受診しましょう。

(Photo by:pixabay

著者: luna39さん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

オススメ検索ワード

発熱に関する記事

急性上気道炎(かぜ症候群)と診断されたら、一体どうする?幼児の対処法と過ごし方

体調が悪いな…と医療機関を受診したところ、「急性上気道炎」と診断された! それ...

舌が真っ赤になるイチゴ舌の症状が出る!幼児期は溶連菌感染症に注意!

1歳を超えた幼児期になると、保育園や幼稚園、公園遊びなど、より多くの人と接する...

発熱の体験談

初熱、発熱

6ヶ月を過ぎるとお母さんからもらった免疫が切れて風邪をひきやすくなる、と良くいいますよね。 産...

長引く発熱や下痢、嘔吐。メモは大切。

夜間の突然の発熱や、嘔吐。下痢。びっくりしますよね。 ましてや初めての病気だったりすると心配で何を...

カラダノートひろば

発熱の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る