育児
子供でもがんになる?!子供がかかりやすいがん
子どものがんは成人に比べれば少ないです。
●小児がんの定義
小児科の定義が15歳以下の子どもを対象にした医療科ということで、小児がんの定義も15歳以下の子どもに発症したがんです。
総合的な小児がんの罹患率は500人に1人と言われています。
小児がんは、罹患率が高いとは言えども誰もがかかる病気というわけではありませんので、ナーバスになってしまう親御さんも多いです。
●子どもがかかりやすいがん
2002年の推定発症数を見てみると、子どものがんのうち3割が白血病ということがわかります。
次にリンパ腺がん、脳腫瘍と続きます。
老人に見られることが多い胃がんや肺がんなどは、子どもにはあまり見られません。
がんの兆候を簡単に記します。
これらの兆候が頻繁にみられる場合、なおかつ普段とは様子が違うと感じた場合は病院へ行くことをお勧めします。
□しびれや腰痛を訴える
□原因不明の発熱
□しこりがある
□皮膚の色が悪く、体重が減っている
□鼻血などがなかなか止まらない
●子どものがんの危険性
子どものがんは進行度が早いことから、危険性が高いと言われています。
がんは若ければ若いほど細胞分裂が活発に行われ、その分進行も早いのが問題です。
また、子どものがんは体の表面にできるタイプよりも内部で進行するタイプの方が多いので、ある程度がんが進行して症状が出るまで気づかないということもあります。
(Photo by http://www.ac-illust.com/main/detail.php?id=25744)
著者: カラダノート編集部