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妊娠・出産

命を救うために子どもの数を減らす「減数手術」手術のメリットとデメリットとは

 

一度に2人や3人の赤ちゃんを授かったら、嬉しさも2倍になるかもしれません。

しかし、一方で多数の赤ちゃんを妊娠したことのリスクもあります。

 

増える多胎妊娠と、それによるリスク

2人以上の赤ちゃんがお腹の中にいる状態を多胎妊娠と言います。

自然に多胎妊娠をするというのは、人種別にみると日本人は少ないのですが、最近はこの多胎妊娠をする人が増えていると言います。

 

増えている多胎妊娠は「自然ではない」方法での妊娠です。

というのも不妊治療の際に排卵誘発剤を使用したり、体外受精の際に複数個の受精卵を子宮の中に戻すなどするため、多胎妊娠が増えているのだそうです。

 

一方で、胎児の数が増えることはリスクの増大でもあります。

もちろん出生体重は減少し未熟児で生まれる確率が高くなりますし、お腹の中での死亡率も胎児数が多い程高くなります。

 

後遺症についても同様ですし、母体の合併症の罹患率も増加し、かつ胎児数が多い程予後も悪くなる傾向があります。

 

 

命を救うための減胎

多胎妊娠は単胎妊娠よりもリスクの多い妊娠であり、多胎の状態が母子を危険な状態にすることもあります。

それを回避するために行えるのが「減数手術」です。

減胎手術とも言われますが、手術によってお腹の中の赤ちゃんの数を減らすというのがこの手術です。

ある意味では命を選別するとも言えます。

 

減数手術のメリットとは?

減数手術は、そのままの状態では全ての胎児が死んでしまうというケースや、母体に悪影響が出るというケース、あるいは育児において環境的に無理が生じるという場合に選択肢として挙がります。

 

つまり母体や(残した)胎児の無事な妊娠、出産、育児を考えて、減胎するのです。

妊娠出産だけでもママには大きな負担ですから、多胎妊娠ではこうした方法でなければリスク回避が出来ないということも十分にあるのです。

 

減数手術のデメリットとは?

手術は手術ですから、多くはないにしろ、術後感染などの可能性は残ります。また、ママの気持ちの問題も大きいでしょう。

ママは最終的には自分で判断して決断しなければいけません。

 

その結果、そのときには仕方のない判断だったとしても、後からその判断をしてしまったことに対する罪悪感が生じてくることもあります。

 

そうした精神面での苦痛はあまり表だって言われませんが、その後生まれてきた赤ちゃんを育てていく上では、非常に大切な要素になるでしょう。

 

 

減胎は命の選別か?

胎児の異常を理由にした中絶というのは、母体保護法では認められていません。減数手術は中絶と同じものとは考えられていませんが、減数手術においても、基本的に胎児の異常を理由に、減胎する赤ちゃんを選別するということは認めていません。

 

そのため減数手術を実施するにあたっては、具体的な手術の危険性や有益性だけに目を向けるのではなく、倫理的な面からも問題を十分に検討することが大切と言えるでしょう。

 

(Photo by:pixabay

 

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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