妊娠・出産
私の育児はおかしいの?母や周囲からの育児へのアドバイスをうまくかわすには?
初めての育児であれば、お母さんは育児書や保健所の資料などを参考にすることが多いでしょう。信頼のおける母親などから、アドバイスをもらうことも少なくありません。
しかし、時にはそのアドバイスが原因で、お母さんは自分の育児のやり方を否定された気持ちになってしまうこともあります。
ここでは、周囲に理解してもらえない時の対処法をご紹介します。
親の「自分の時はこうだった」はNG?今と昔の差を知ってもらおう
親は自分を育ててくれたので、信頼できる存在ですが、その分 親の発言の影響力が強すぎる場合があります。
例えば、お母さんが病院や保育所で習ったとおり育児をしていても「母乳が足りないんじゃないか」「泣かせすぎではないか」などの言葉を親からあびせられると、お母さんは困惑してしまうでしょう。
育児のやり方は、今と昔でずいぶん差があります。まずはそこを理解してもらうことが大切です。
「私が教わった今の最適な方法はこれなの」とハッキリ伝えていきましょう。
育児書や病院のスタッフさんを頼って
自分の口から伝えることに限界がある場合は、育児書を見せたり、入院中であれば病院のスタッフさんに助言をお願いしてみてはどうでしょうか。
筆者の通院していた産婦人科では、助産師さんが出産後に「家族になかなか伝えにくいことは代弁してあげることもできますから」と声をかけてもらうこともありました。
実際に、体調不良で家族からのお見舞いを断りたい時は電話口で断ってもらったこともあります。退院後であれば、保健センターの方などに相談にのってもらうこともできるでしょう。
説得力がある第三者の意見であれば、スムーズに理解してもらえる場合もあります。
"自分の育児"を見据えながら、プラスとマイナスの意見をうまく取り入れて
親がアドバイスをくれる場合、お母さんと赤ちゃんのためを思って言ってくれているのでしょうから、それは感謝しなければなりません。
しかし、育児へのアドバイスが自分の考え方とかけ離れていると、ありがた迷惑になってしまいますね。
これから子育てをしていくお母さんは、親に限らず、さまざまな場面で人からアドバイスを受けることでしょう。その度に自分の育児を否定してしまっては、心がもちません。
産後のこういった機会をチャンスにして、自分がしたい育児がどんなものなのかを具体的に見据えながら、明確なポリシーを持ってアドバイスを取り入れることが大切です。
(Photo by:足成 )
著者: カラダノート編集部