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生活習慣病

生活習慣病を予防し悪化させる「脂肪細胞」と上手に付き合う方法

 脂肪細胞という細胞を知っているでしょうか?

何だかいかにも脂肪の蓄積、肥満と関係がありそうな名前の細胞ですよね。確かに、この細胞は脂肪と関係しています。

 

脂肪細胞ってなんだ?

脂肪細胞というのは、脂肪の固まりを持っている細胞のことで、食べ過ぎて余計となったカロリーを脂肪という形にして蓄えることができます。

 

この脂肪細胞というのは、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞があり、脂肪細胞のほとんどが白色です。

少ない褐色脂肪細胞は首や肩甲骨まわりといった、ごく一部にしかなく、成長していくにつれて少なくなっていきます。

 

脂肪細胞が「肥満」を作り出す!?

脂肪細胞が適度な量だけ脂肪を溜めこんでいるのであれば、特に問題はありません。

しかしこの飽食の時代、脂肪を溜めこみ過ぎてパンパンに細胞が膨れてしまい、肥大化脂肪細胞になってしまうことがあります。

 

もちろんこの状態は「肥満」と言われる状態です。肥満は生活習慣病の原因になると言いますよね。

実はこの関係というのは脂肪細胞の働きによるものなのです。

 

脂肪細胞が増えると生活習慣病になる!?

脂肪細胞が肥大化すると、機能不全になります。そうなると脂肪細胞が悪玉物質を出すようになるのです。

 

例えば、アンジオテンシンⅡという物質は血圧を上げる作用があります。

適正量であればこれも悪玉物質ではないのですが、過剰分泌によって全身の血圧が影響を受けてしまいます。

 

またTNF-αという物質はインスリンの働きを悪くし、糖尿病の発症に関わります。

そしてPAI-1という物質が過剰に分泌されると血液を固める作用がありますので、血栓が増えてしまいます。

このように脂肪細胞が大きくなりすぎることで、体に悪影響のある物質がいくつか出てしまうのです。

 

でも脂肪細胞が生活習慣病を予防する!!…ってどういうこと?

実は脂肪細胞は肥大化すると体によくありませんが、適正量であれば生活習慣病の予防になるのです。

というのも脂肪細胞からは善玉物質も出るのです。

 

これは痩せすぎの場合でも十分に出ませんし、もちろん脂肪細胞が肥大化していても出ません。

特に脂肪細胞から出る善玉物質、アディポネクチンは生活習慣病を予防する効果が大きいことが認められています。

 

脂肪細胞は悪くない!むしろきちんとお付き合いを

脂肪細胞という言葉だけでは、肥満に関係する悪者のように思えてしまうでしょう。

しかし脂肪細胞は体にはなくてはならないものですし、適正量あれば生活習慣病の予防になるのです。

 

(Photo by:pixabay

著者: Roddyさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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