育児
てんかんの子どもが一人で出かけるときの注意
てんかんの子どもと上手に暮らす、外出するためのコツを紹介します。
●小さいうちは必ず親が付き添って
子どもが小さいうちは必ず親、兄弟などが付き添ってあげてください。
急にてんかん発作が起きた時に周りに大人がいないと大変です。
一人で遊びたがっていても、必ず親の目の届くところにいてもらった方がよいです。
●発作と付き合う方法を教える
ある程度の年齢になると周りの子はひとりで出かけているのだし、自分もひとりで出かけたいと思うようになります。
そのときのために発作と付き合う方法を教えておきましょう。
今までのてんかん発作の経験から、どのような状態のときに発作が起きやすいのか、どの時間帯に発作が誘発されやすいかを親がチェックしておくと役に立ちます。
最初は状況を見ながら、短期間の外出から始めましょう。
●お泊りのときは?
てんかん発作の子を持つ親にとって心配なのがお泊りです。
修学旅行やその他のお泊りの場合には、まず医師に相談してください。
医師からOKが出たら、次に学校に修学旅行中のてんかん発作の対処について、どのような状況でてんかん発作が起きやすいかを説明します。
最後に、子どもに対する注意です。
一般的に夜遅くまで起きているとてんかん発作が起きやすいと言われているので、これまでも寝不足でてんかん発作を起こしたことがある子にはよく注意しておきましょう。
また、旅行中に薬を飲み忘れないように、1日に飲む薬をまとめて1つの袋に入れて、旅行の日数分の薬をポーチなどに入れるのもよいでしょう。
(Photo by http://www.ashinari.com/2012/07/30-366257.php?category=12)
著者: カラダノート編集部