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メンタル

PTSD治療の選択肢の一つ「漢方薬」フラッシュバックに効く漢方とは

つらい体験をした後に、それを何度も思い出してトラウマに感じたりするのは正常な反応です。

これが病的になればPTSDと診断されますが、PTSDの症状が出ても、多くの場合は時間の経過と共に自然に回復していきます。

 

PTSDはどんな治療をする?

PTSD症状が出ても、自然回復をすればそれでよいのですが、回復しない場合には積極的な治療が必要です。

病院によって取り扱っている治療は若干異なるかもしれませんが、基本的には薬物療法と心理療法があります。

薬物療法はPTSDの症状を軽くするための治療で、疾患そのものの治療には認知療法などの心理療法が行われます。

 

ただ、PTSDは治療が長期間になることもあります。その間、薬を飲み続けることに抵抗を感じる人も少なくないでしょう。

そんな場合に選択肢の一つとして考えておきたいのが、漢方薬による治療法です。

 

漢方薬がPTSDに効く!?

漢方薬は効果が緩やかで、しばらく飲み続けてその効果を実感するという特徴があります。

その点で言えばそもそもの治療に時間がかかるPTSDの治療には合っているといえるかもしれません。

具体的に、PTSDの治療に高い効果が期待されている漢方薬には、以下の2種類があります。

 

・桂枝加竜骨牡砺湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)

昔から精神的に虚弱な人や、精神的に不安定な人に用いられてきた漢方薬です。

PTSDの治療においては、うつ症状やパニック症状などを減らすことができるとされています。

 

・柴胡加竜骨牡砺湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)

桂枝加竜骨牡砺湯に比べると、より体力がない人、気力が低下している人に用います。  

特にPTSDの治療においては、精神安定剤として大きな効果をもたらすとされています。

 

フラッシュバックに効く組み合わせ

PTSDの症状のひとつに、フラッシュバックがあります。自分が体験した出来事を、ふとしたときに思い出してしまうというものです。

そんなフラッシュバックに効くとされている漢方の組み合わせが「四物湯」と「桂枝加芍薬湯」です。

 

「四物湯」は自律神経が失調した状態をただし、「桂枝加芍薬湯」は腸内でのセロトニン代謝に影響し、精神面での改善効果があるのだそうです。

 

西洋薬剤から漢方薬に移行しても…

PTSDの治療を開始したときには、西洋医学の薬剤(精神安定剤など)を服用していってもよいでしょう。

そもそも最初はその部分を判断する余裕がないかもしれませんからね。

 

漢方薬を選択するのは、治療が進んでいってからでもよいでしょう。

精神安定剤などを服用していて、どうしても体に合わないなどの理由で漢方薬に移行していくこともあります。

最初からすべて選ばなければいけないわけではなく、治療の進行と共に医師と相談していけるとよいです。  

 

(Photo by:pixabay

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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