育児
雨の日は室内遊びで脳育!?手先を動かす遊びでかしこく育てる♪
ほとんどの子どもは、お外遊びが大好きですね。
子どもにとってのお外遊びは、室内遊び以上に成長をうながします。
しかし、雨の多い梅雨の季節などはお外遊びができず、室内で過ごすことのほうが多いでしょう。
そこで!ここでは、室内でもかんたんにできる、子どもの脳を育み、成長をうながすことができる活動(遊び)についてお話します。
●手先を使う遊び
子どもはどんな場面でも遊びを生みだす天才です。
そういった意味では、こちらがあれこれしなくても上手に遊びを生みだし、成長していきます。
しかし、そんな子どもの成長を促うながすためには「手先」を使って遊ぶのが効果的です。
手先を動かすことで脳を活性化させるのです。
●乳児編
まずは乳児向けの遊びから紹介していきましょう。
個人差はありますが、ここでは0~2歳の子向けだと考えてください。
ボール落とし
<用意するもの>
ミルク缶のような筒状のもの、布テープ、ボールなど
<作り方>
1、筒状のものが汚れているようだったらまずしっかり洗う
2、上面にボールが入るくらいの穴をあける
3、穴の切り口や角があれば、ケガをしないように布テープを巻きつける
穴にボールを入れたり取り出したり、を何度も繰り返して遊びます。
穴のかたちをボール以外のものにすればいろんな「かた」を落として遊べますが、その場合はフタが取れるような容器がいいでしょう。
ティッシュボックスいたずら遊び
<用意するもの>
ティッシュボックス、ガーゼなど
<作り方>
1、ティッシュボックスの中を空にする
2、ティッシュボックスの中にガーゼをたたんで入れる
子どもはティッシュボックスが大好きです。
毎日すきあらば、中身を引っ張り出そうとします。
その大好きな「いたずら」を楽しめます。
またガーゼをつなげて、長さに変化をつけたりするのもおもしろいでしょう。
ペットボトルマラカス
<用意するもの>
ペットボトル、ビニールテープなど、あずきなど
<作り方>
1、ペットボトルをしっかり洗う
2、ペットボトルの中にあずきなどをつまんで入れる
3、口の部分をビニールテープなどでふさぐ
かんたんに楽器がつくれちゃいます!
音楽をかけたりしながら楽しむのもいいでしょう。
リズム遊びが楽しめます。
ペットボトルの中にあずき以外のものを入れても楽しめます。
中に入れるときは、まちがって食べてしまわないように注意しましょう。
洗濯物メリーゴーラウンド
<用意するもの>
サークルタイプの物干し、ガーゼなど
<作り方>
1、サークルタイプの物干しをまわすだけですが、ガーゼなどをぶら下げてもいいでしょう
ぐるぐるまわる現象に子どもは釘付けになると思います。
子どもにガーゼなどをつかませてもいいでしょう。
●幼児編
それでは3歳以上の幼児向けの遊びも紹介していきます。
小麦粉粘土
<用意するもの>
小麦粉、水
<作り方>
1、小麦粉と水をまぜるだけです。
分量のバランスで柔らかさが変わってきます。
口に入れるのを注意すれば乳児でも楽しめます。
一緒に食紅や色水をまぜれば色つき粘土のできあがり!
片栗粉スライム
<用意するもの>
片栗粉、水
<作り方>
1、片栗粉と水をまぜるだけです。
分量のバランスで柔らかさが変わってきます。
口入れるのを注意すれば乳児でも楽しめます。
握ったらかたくなり、手をはなすとドロ~と溶ける不思議な感触を味わえます。
オリジナル絵本づくり
<用意するもの>
ハサミ、のり、広告、ホッチキス、画用紙
<作り方>
1、画用紙を折ったり重ねたりして絵本のようにしてホッチキスでとめる
2、好きな広告をハサミで切り抜く
3、切り抜いた広告をのりで自由にはる
世界にひとつだけのオリジナル絵本のできあがり。
自分でお話をつくったり、絵や文字を加えたりして遊ぶのもいいでしょう。
郵便屋さんごっこ
<用意するもの>
箱、筆記用具、紙、(肩掛け)バッグ
<作り方>
1、箱にポスト投函口と取り出せる穴をあけるだけ
中に手紙を書いて入れ、(肩掛け)バッグなどに入れて配達しましょう。
ポストは大きな箱でなくても子どもに適当な高さの壁に設置すればOK。
ポストを一緒に作るのもいいでしょう。
お手紙を書くだけでも学習になります。
子どもの脳の成長に大切なのはとにかく「手先」を動かし「五感を刺激」することです。
月齢によっても遊び方は変わってきますが、お外でおもいっきり遊べない雨の日は、じっくり手先を使って脳育を楽しんでください。
(Photo by:pixabay )
著者: カラダノート編集部