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妊娠・出産

病院で処方される、つわりの薬はどんなもの?胃薬や漢方はどうなの?

つわりの症状があまりにひどい場合は、産婦人科で薬を処方される場合があるようです。

主にどんな薬が処方されるのでしょうか。 

また、妊娠中のつわりによる胃の諸症状と胃薬の使い方についてもまとめました。

 

つわりに胃薬の効果は期待薄

つわりの症状に多く、つらいのが胃痛や胃のムカつきです。あまりのつらさに「胃薬を飲みたい」と思う人もいるのでは・・・。

 

市販の胃薬が解消するのは、食べ過ぎや胃酸の出すぎといった症状です。

つわりによる胃の不調はホルモン変化が原因の場合が多いため、市販の胃薬では改善しにくいでしょう。

 

つわりに胃薬が効く場合

つわりそのものを胃薬で解消することはできません。

一方、つわりのせいで胃が空になっておこる胃痛、食べづわりによる胃のムカつきなどは、通常の胃薬でも効果がみられる場合があります。 

 

胃薬はどこで買う?

一般的な胃薬が赤ちゃんの成長に悪影響を及ぼす可能性は、ほとんどありません。

妊娠初期につわりと分からずに胃薬を飲んだくらいでは心配無用です。

 

しかし妊娠が明らかになった後は、市販の胃薬を控えてください。

産婦人科で相談して薬を処方してもらいましょう。 

 

胃薬をできるだけ使わないために

胃の不調は、食事の摂り方などを工夫して避けられる部分もあります。

長時間、胃が空になっていると胃痛がひどくなるので、クッキーや果物など胃に優しいものを常備しておきましょう。

 

食べづわりがひどい人なら、消化に良いものを小分けして食べます。

寝起きに胃がムカムカしやすいので、ベッドサイドに飲み物と軽くつまめるものがあると安心です。

 

炭酸飲料、酸味が強い食べ物など、自分なりに胃を楽にする食べ物を見つけましょう。

寝不足も胃の不調には大敵です。小まめに横になり、体を休めてください。

 

妊娠15~16週になると胎盤がほぼ完成し、母体の急激な変化も一息つきます。そのころには自然と胃の不調が治まるケースが多いようです。

 

食事のリズムなどに配慮しつつ、どうしても我慢できないときは医師の処方を受けて胃薬を服用しましょう。

 

つわりの時に産婦人科から処方される薬 

・ピレチア:アレルギーや乗り物酔いの治療に使われる、抗ヒスタミン薬です。眠くなるので、就寝前の服用が基本です。

 

・ガスターD:胃炎治療などに用いられます。効き目が強い割には副作用が少ないといわれます。

 

・マーロックス:プリンペラン同様、つわりの時に処方されるポピュラーな薬です。胃酸を抑える制酸剤として使われます。多量に服用すると、下痢になることもあるようです。 

 

他にも不安感を抑える安定剤なども処方されることがあるようです。

薬を処方するか否かの判断基準は、「心配される副作用よりも、つわりによる危険が大きい場合」のようです。

 

ただ、この辺の判断は医師によって全く異なります。

できる限り薬は使わないという方針や、漢方薬やビタミン剤で様子を見るという医師もいます。

いずれにしても、医師の指導なしに市販の酔い止めや胃薬を服用するのは危険なので、やめましょう。 

 

つわりで処方されることが多い漢方薬

とにかく辛いつわりの症状が治まる薬があるなら飲んでしまいたい…とは思いつつ、つわりが酷い期間は、薬の成分に対して最も過敏な時期と重なるため、薬の服用には注意が必要です。

 

そこで、利用されているのが漢方薬です。

普通の薬よりも穏やかに作用するイメージがあります。

 

つわりに対して処方される漢方薬には、どのようなものがあるのでしょうか。

以下の2種類が、つわりで処方されることが多い漢方薬です。

 

小半夏加茯苓湯(ショウハンゲカブクリョウトウ)

吐き気を軽減します。水分過多になっている胃の状態を改善し、倦怠感が軽くなるといわれます。

半夏とはサトイモ科の植物の根、茯苓は乾燥させたキノコ類、さらに嘔吐を鎮める効果のある生姜を配合しています。

 

半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)

胸やけや胃痛、強い不安感に効果があるといわれます。

半夏・茯苓・生姜に加え、ホオノキの樹皮やシソの葉が配合されています。

 

※注意点 

ご紹介した2種類の漢方薬は、多く出回っている一般的なものです。しかし、服用に際しては必ず医師の判断を仰ぎましょう。

 

長年にわたってつわりに用いられ、安全性が高いと判断されている漢方薬ですが、個人によって体質や成分に対する感受性が異なります。

薬局やインターネットで買い求め、勝手に服用しないでください。

 

(Photo by://www.photo-ac.com/)

著者: honpoさん

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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