育児
「剥く?剥かない?」赤ちゃんのおちんちんを知ろう!
わが子のおちんちんに関するママのお悩みでいちばん多いのが「包皮は剥くべき?剥かなくてもよいか?」です。
ここでは、そんな疑問にお答えすべく、おちんちんを剥いた方がよいのかどうかまとめました。
■むくか、むかないかは家庭の方針しだい
赤ちゃんのおちんちんは皮に包まれたいわゆる「包茎」状態が正常です。
では、なぜ赤ちゃんの時から剥いたほうがいいという意見が出るのでしょうか?
包茎のままですと、亀頭と包皮の間にバイ菌が入りやすく、炎症を起こす可能性が高くなるからです。
赤ちゃんのうちから、剥けるところまで剥いて清潔にすれば、炎症の予防になり、勃起時に圧迫されずおちんちんの成長にもよいのです。
ですが、成長と共に何もしなくても、皮がむけていく場合も多いです。
大人になってもそのままの人は少なく、日本人のほとんどの男性は仮性包茎か、亀頭部が出ている状態です。
というわけで、無理に剥かなくても大丈夫ですが、その辺りはご家庭でパパなどとよく話し合って決めるとよいでしょう。
■外側から洗うだけでもOK
「剥いて洗わないと、おちんちんの皮の中に汚れがたまるのでは?」と心配になりますよね。
大丈夫です。
おちんちんの皮の中に汚れが溜まることはありますが、剥いて洗わないと落ちないというわけではありません。
入浴時に、石けんをつけた手で皮の外側から洗うだけでも、清潔に保つことができます。
■「むきむき体操」とは?
ご家庭の方針で「剥いていこう」となったら、「むきむき体操」とよばれる体操をしていきましょう。
自己流で無理に剥くと、腫れを起こしてしまったりします。
両手の親指と人差し指で、おちんちんのつけ根を持ち、やさしくゆっくり皮を下にずらします。
皮をずらす→戻すという動作を繰り返します。
動作はゆっくり行い、剥きすぎないようにしましょう。
オムツ替え時や入浴時にやってみるとよいでしょう。
子どもの包茎は特に何もしなくても、時期が来れば自然と剥けてくることが多いため、むきむき体操などを必ずしもやる必要はありません。
しかし、汚れがたまったりするのは事実なので、軽く剥いて洗ってあげてもよいでしょう。
(Photo by:pixabay )
著者: カラダノート編集部