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生活習慣病

炭水化物の前に食物繊維を食べると、食後血糖値が35%低下する?!

従来、食物繊維は消化できない糖質であるとして、あまり積極的に食べる必要がないものと考えられてきましたが、近年では「第六の栄養素として」その価値が見直されてきています。

 

食物繊維の役割

・便秘の改善

 腸内で食物繊維が容積を増やし蠕動運動を刺激します。

 

・脂質を排出させる

 脂質を溶かし込む胆汁酸と結合して排出させる働きをします。

 

・有害物質を排出する

 金属とキレート結合して排出させる働きをします。

 

などの付加的な健康増進効果があるためです。

 

その中でも、最近注目されている効果が「血糖値を下げる」というものです。米研究によれば食物繊維を食事の一番最初に食べることによって、食後血糖値を平均37%抑えることが出来るとしています。

 

食物繊維はどうやって糖の吸収を防ぐ? 

食物繊維を先に食べることによって「糖の吸収抑制」が行われるのは、胃の壁に食物繊維がつくためとされています。

 

ぺクチンが体内の消化管の壁に張り付くことで、胃で行われる消化機能を遅らせます。消化が遅れることで、糖分の吸収は抑制され、インスリンの分泌の低下を期待できます。

 

食べる順を変更、血糖値をどの程度を抑制可能か 

■食物繊維を先に食べることで、食後血糖値が37%抑えられた(Diabetes Care誌)

 

【対象】2型糖尿病でメトホルミンによる治療を受けている11名

【試験内容】糖質→食物繊維(+タンパク質)の順に摂取、また逆の順の摂取を行い、食後60分の血糖値を比較した。

【結果】

・糖質を先に食べた場合・・・平均199.4mg/dL(正常値:140mg/dL未満)

・食物繊維を先に食べた場合・・・平均125.6mg/dL

 

⇒平均で37.0%の差が認められた。

(※インスリン値も同様に、食後60分値の平均で49.6%の違いが認められた)

 

このように、食事の最初に食物繊維を摂ることで、食後血糖値がかなり押さえられるということが明らかになりました。タンパク質は食物繊維より先に食べたほうが無駄にならず、筋肉など健康的な体の維持にも繋がるため、糖質のみを後に回すことが望ましいということです。  

(photoby:pixabay)

著者: あせちるこりんさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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