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育児・子供の病気

こわい子どものけいれん…!熱性けいれんは冷静に状態を観察しよう!

みなさんは「熱性けいれん」をご存知ですか?

 

熱性けいれんとは、文字通り熱を出し、けいれんの症状が出る病気なのです。

けいれんと聞くと、すごくこわいイメージを持ってしまいますよね。

 

ここでは、そんな熱性けいれんの症状や特徴、注意点をお話します。

 

熱性けいれんってどんな病気?

一般的に、生後半年~5歳くらいまでの乳幼児が発熱した際に、けいれんを起こすことをいいます。

風邪やはしか、突発性発疹などの感染により熱が上がりかけたときに、まれにけいれんをともなって発症します。

 

症状は?

熱性けいれんは、発熱とともに以下のような症状を引き起こします。

 

・手足が強くこわばる

・視線が泳ぐ

・口から泡をふく

・全身がガタガタとふるえだす

・一時的に意識を失う

・呼吸が止まる

・手足を一緒に大きくビクビクと曲げる

 

この状態が数10秒~2、3分続きます。

その後、ゆっくりと症状がおさまっていく傾向にあります。

 

原因は?

熱性けいれん原因は、実のところハッキリとはわかっていません。

今現在考えられているもっとも有力な説は、乳幼児は脳がまだ未熟で成長段階であるからとされています。

 

脳は電気信号として、すべての情報を発信しています。

この電気信号は、つねに微量の電流を発生して情報を全身へと送り届けています。

しかし、脳がまだ未熟で発達段階にあると、体温の上昇が原因でとつぜん脳にやや強めの電流が走ります。

それが全身に伝わり、意図していない身体の動きをともなうけいれんを起こしてしまうのです。

 

ですから、子どもの成長にそって脳も発達し、大人になるころには熱性けいれんはあまり起こらなくなるようです。

 

注意点

子どもが熱性けいれんを起こしたときの、注意点をお話します。

 

基本的には、熱性けいれんは症状を起こしても時間とともにおさまっていくので、安静にしていれば大丈夫です。

しかし、けいれんの仕方によっては気にするべき症状もあるので、しっかりと観察することが大切です。

 

まずは、以下をしっかりチェックしましょう。

・けいれんが続いた時間

・発作中の身体の様子

・体温

・けいれんが終わってから意識が戻るまでの時間

 

また、以下の場合は、良性の熱性けいれんではない(知能障害や運動障害、後年のてんかん発症などの)可能性がありますので、すぐにお医者さんに相談しましょう。

・10分以上続く場合

・一年間に5回以上けいれんした場合

・生後6ヶ月以下や6歳以上でけいれんした場合

・けいれんの前後に頭痛、嘔吐、意識障害をともなう場合

・けいれんに左右差があったり、けいれん後に麻痺をともなう場合

 

 

熱性けいれんは、乳幼児にしばしば起こります。

けいれんの動き自体におどろきパニックになりがちですが、冷静に対処することが大切です。

子どもの全身状態、けいれんの症状をしっかりと観察してから、安静に過ごす、受診するなどの行動を落ちついてできるようにしましょう。

 

(Photo by:pixabay

著者: zereさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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