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急性糸球体腎炎は早期発見が重要!尿異常を感じたらすぐに受診しよう!

みなさんは、「急性糸球体腎炎」という病気をご存知ですか?

この病気は、乳幼児期~青年期によくかかる病気で、急性腎炎症候群ともいわれています。

 

ここでは、急性糸球腎炎の症状や特徴、治療法についてお話します。

 

原因は?

一般的に、扁桃炎や咽頭炎、感冒などを引き起こすA型β溶連菌が原因で起こる病気です。

この細菌に感染することで抗体ができ、その抗体と細菌が結びつき、血流に乗って腎臓部にある糸球体に触れて炎症を起こすのです。

 

症状

急性糸球体腎炎は「腎炎」なので、主に血尿、たんぱく尿、乏尿の症状があらわれます。

しかし、これらの症状と併用もしくは先行して、むくみ、高血圧、のどの痛みがあらわれることがあります。

 

もともと原因となるA型β溶連菌は、扁桃炎などを引き起こすものなので、初期症状としてのどの痛みがでることもあります。

しかし、のどの痛みだけでこの病気を診断するのは難しく、やはり尿異常によって発見される場合が多いようです。

 

尿異常で診断されることが多い

はじめはのどの痛みの症状であったものが、感染症(風邪など)などをきっかけに血尿、たんぱく尿があらわれ、尿検査をしてみると急性糸球体腎炎の診断が下される場合が多いです。

 

特徴は?

この病気の症状の特徴として、最初は自覚症状があまりないということがあげられます。

症状がみられる場合は、体内に水分が蓄積することによって起こるむくみや尿異常です。

むくみは、はじめのうちは顔面やまぶたにあらわれ、その後あしにもあらわれます。

 

まもなくして腎機能が低下してくると、高血圧になりやすく、頭痛や視覚障害、さらに重篤な場合は、けいれんや発作などの脳機能の異常が生じるようになります。

とくに高齢者は、吐き気やだるさの症状が強くなります。

 

治療法

症状自体は自然と快方へとむかっていく病気なので、それほど難しい治療はありません。

症状の軽減と合併症の予防、腎臓の保護を基本とした対症療法になります。

 

・安静にする

・身体を冷やさない

・腎臓に流れる血流を減らさない

・塩分とたんぱく質の摂取量は少し制限する

・生野菜、果物、イモ類も制限

・尿量の確保をする(利尿薬の使用や血液透析など)

・降圧薬を使用する

 

これらが主な治療法になりますが、対症療法になります。

各々の症状で、たとえばむくみが多い、尿異常が強いなどでも、治療の仕方は異なってきます。

 

予防法

急性糸球腎炎は、まずは咽頭炎や扁桃炎にかからないことが大切です。

原因となるA型β溶連菌はのどから進入する場合が多く、予防法としてまずは進入を防ぐことです。

そのためには、通常に風邪の予防と同様に、手洗いうがいが大切になります。

 

また、万が一感染してしまった場合には、規則正しい食生活をおくり、免疫力の低下を防ぐことが大切です。

そして、早期発見が重症化しないための最大のポイントになるので、尿異常を感じたら早めに尿検査をした方がよいでしょう。

 

(Photo by:pixabay

著者: zereさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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