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育児・子供の病気

哺乳後すぐに吐いてしまう!赤ちゃんの病気「肥厚性幽門狭窄症」とは?

「肥厚性幽門狭窄症」という病気を聞いたことがあるでしょうか?

肥厚性幽門狭窄症は生後23週から3ヶ月くらいまでの赤ちゃんがミルクを吐いてしまう病気で、「筋肥厚性幽門狭窄症」とも呼ばれています。

女児よりも男児に多く見られ、日本では、出生1000人あたり1人程度の割合で症状が出るといわれています。

今回はそんな肥厚性幽門狭窄症についてまとめてみました。

 

肥厚性幽門狭窄症とは

胃の出口にある幽門筋が厚くなり、胃の内容物が十二指腸に流れなくなってしまう状態を肥厚性幽門狭窄症と呼びます。

胃の内容物が胃にとどまってしまうため、胃が張り、嘔吐につながります。

幽門筋が厚くなる原因はいまだに不明とされています。

 

肥厚性幽門狭窄症の症状

幽門筋が徐々に厚くなり、幽門が狭くなるため、はじめは嘔吐だったものがやがて噴水状になります。

食欲は旺盛なため、嘔吐したあとは再び哺乳をしたがります。

 

そのため、哺乳後すぐに吐いてしまうことをのぞけば、赤ちゃんの体調はいいように見えるので注意が必要です。

嘔吐が続いて数日経つと、脱水症状や体重増加不良があらわれはじめます。

 

また、嘔吐によって胃酸が体外に出るために血液がアルカリ性になります。

まれにですが、黄疸が出る場合もあるようです。

 

肥厚性幽門狭窄症の見極めかた

ミルクや母乳を嘔吐する際、口の横からダラッと出る程度なら肥厚性幽門狭窄症である可能性は低いといえます。

げっぷの時の嘔吐は見極めが難しいため、飲むたびに嘔吐するかどうかで判断します。

哺乳のたび、毎回噴水のように嘔吐する場合は肥厚性幽門狭窄症である可能性が高いでしょう。

 

また、嘔吐で胃酸が出るため血液がアルカリ性になり、血液を中性に戻すために二酸化炭素をより体にためようとするため、呼吸が浅くなります。

お腹を触ると厚くなった幽門筋がしこりのように触れることがあるため、触って確かめる方法も有効です。

 

早めの受診を心がけて

検査は腹部超音波検査が行われますが、痛みのともなわない検査なので、嘔吐を繰り返す場合には早めに検査を受けましょう。

 

また、原則的に手術が必要となりますが、手術翌日から哺乳でき、数日の入院でよくなることが多いため、肥厚性幽門狭窄症が疑われる場合にはすぐに医療機関を受診しましょう。

 

(Photo by:足成 ) 

著者: yuimaruさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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