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育児

紫のまだら模様が肌にできた!もしかして幼児期に多い血管性紫斑病?

みなさんは「血管性紫斑病」という病気をご存知ですか?

この病気は、細菌、ウイルスなどの感染や薬剤投与、食物摂取、予防接種、などを要因として、手足に赤色の紫斑ができる一種のアレルギーの病気といわれています。

主に幼児期にかかりやすいこの血管性紫斑病を、ここでは詳しくお話していきます。

 

血管性紫斑病の症状

扁桃炎などの上気道感染ののち、1~3週間くらいして手、足、おしりに盛り上がった赤色の斑があらわれ、まもなく紫斑に変わります。

大きな特徴としては、この紫斑は体の左右同じ場所にあらわれます。

 

また、症状としては、腹痛、微熱、だるさ、関節痛なども伴い、手や足の甲がむくんで赤くなったり、膝や足の関節が腫れて痛んだり、鼻血や歯ぐきからの出血、腹痛、嘔吐、吐血があらわれることもあります。

 

また、この病気は、20~60%の割合で腎障害があらわれます。

腎障害は、紫斑が出ておおよそ4週間以内に80%、3ヶ月以内に90%以上がが発症する、といわれています。

たいていは軽い症状ですみますが、ネフローゼ症候群、慢性腎炎や腎不全に進むこともあるので注意が必要です。

 

血管性紫斑病の原因

急性扁桃炎などの上気道感染がきっかけとなって免疫反応が起こります。

とくに溶連菌感染のあとに多くみられます。

はっきりとした原因はまだ分かっていないのが現状のようですが、細菌感染、ウイルス感染、食物アレルギー、薬剤アレルギー、昆虫アレルギーなどが関係しているとみられています。

 

血管性紫斑病の治療

血管性紫斑病に対しての特効薬はないので、治療は対処療法となりますが、

 

・腹痛が激しい

・血便がみられる

・嘔吐

 などの症状がみられる場合は入院して食事を断ち、副腎皮質ホルモンを投与して治療を行います。

 

関節痛には、鎮痛剤や非ステロイド系の抗炎症剤を処方し、様子をみます。

また、腎障害を併発している場合は、その治療も合わせて行っていく必要があります。

 

たいていの場合は1~2週間で紫斑は自然に治癒していきますが、まれに数週間~数ヶ月続くこともあるようです。

紫斑が出ている間は、とにかく安静にする必要があります。

再発することもあり、再発をくりかえすと腎臓障害から腎不全などにいたる危険性が高まるので、日々尿や腎機能について注意深い経過観察が必要になります。

 

(Photo by:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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