カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 気になる病気・症状 >
  3. 感染症 >
  4. 破傷風 >
  5. 40歳以上は破傷風の抗体を持っていない?ワクチンで重症化を防ごう!

気になる病気・症状

40歳以上は破傷風の抗体を持っていない?ワクチンで重症化を防ごう!

破傷風とは、主に土壌中由来の常在菌によって起こされる感染症です。

「口のつっぱり」などの身体症状を起こしたのち、神経毒によってけいれん、死亡に至らしめる病気です。

 

破傷風は40歳以下の世代ではほとんどが(80~100%の割合で)、幼少時に「3種混合ワクチン」を接種する事ことにより、感染を防ぐことができています。

しかし40歳以上では、この混合ワクチンの接種を受ける機会が無く(1968年から接種開始となったため)、抗体を持っている割合はわずか10%程度であるという調査が出ています。

 

医師によれば、土や動物などに触れる機会が多い人は、可能な限りワクチン接種を行うべきと推奨しています。

 

破傷風とは?

破傷風は、破傷風菌が産生する神経毒素によって、マヒやけいれんがひき起こされる感染症で、多くは傷口が土壌や動物の唾液にふれることで感染します。

 

破傷風の症状は、潜伏期間(3 ~21日)のあとに「口の周りがつっぱる、飲み込みしにくい、首のはり」などから生じます。

その後全身に移行し、重とくな場合、呼吸筋のマヒにより窒息死する可能性があります。

 

感染を起こしやすい傷とは?

6時間以上経過した、深さ1cm以上の挫滅(転んでできた傷など)をともなう傷

 

どのような場合に重症化しやすい?

・栄養状態が悪い場合。

(震災での避難生活など。エネルギー不足で血中酸素濃度が低くなると、菌が発芽する。)

・糖尿病に罹患している(高血糖により菌が活性化・白血球の機能低下・血流低下で酸欠状態になるため)

 

なぜ重症化しやすい?

破傷風が重症化しやすい理由は、「血液検査では診断できず、身体所見から診断しなければならない」点により、治療開始時期が遅れることによります。

 

ワクチン接種の回数と費用

40歳以上で破傷風のワクチン接種を行う場合は、以下の内容となります。

 

(いちども予防接種を受けていないか、受けたかどうか不明の場合)

・成人用沈降破傷風トキソイドを基礎と追加接種の合計3回接種する。

・費用は自己負担で、1000円~1万円程度/回(接種期間により異なる)。

 

このように、破傷風は万が一感染した場合、発見が遅れる可能性があります。

可能な限り(免疫異常などがない限り)、接種することが望ましいとされています。

 

(photoby:pixabay

著者: あせちるこりんさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

オススメ検索ワード

破傷風に関する記事

高い死亡率!破傷風を引き起こす破傷風菌とは

  破傷風というと、くぎで刺したような深い傷が原因となって引き起こされるという...

破傷風には3種類ある!

  破傷風とひと口に言っても、これには局所型破傷風、脳型破傷風、全身型破傷風の...


破傷風の感染経路は身の回りに!

  破傷風という感染症は誰でも感染する可能性のある疾患です。日本では1950年...

速やかに始めることが大事!破傷風の軽症・重症の治療

予防接種を受けていれば破傷風に感染する可能は非常に低いのですが、小学6年生で...

カラダノートひろば

破傷風の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る