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生活習慣病

高血圧・脳卒中の予防にはカリウムが重要?!血圧低下との関係は?

高血圧の予防や治療のためには、「ナトリウム」の摂取制限が必須というのが現代の認識です。

しかし近年、韓国の研究グループによると「ナトリウム摂取の有無に関わらず、カリウム摂取が少ないと高血圧になりやすい」という結果が報告されました。

 

カリウムは、ナトリウムを細胞外へ排出させるミネラルです。

近年では米ハーバード大の研究報告で、実際に脳卒中リスクを減少させた結果が報告されており、非常に注目を集めています。

 

カリウムは、余分なナトリウムを排出して血圧を下げる

塩分を摂取することで血圧上昇となる機序は、ナトリウムの血中濃度が高まることで水を引きよせ血流量が増し、血管腔を圧迫することによるものです。

 

カリウムを摂取すると血圧が低下するのは、「ナトリウム・カリウムポンプ」という体内のミネラル濃度を一定にしようという調整機能がはたらくことによります。

血管壁細胞の細胞外から内部へカリウムをとり込むと同時に、余分なナトリウムを細胞外へ排出し、同時に水分も血液中に排出されます。

 

また、腎臓のナトリウム調整機能も関連しています。

 

一日の推奨摂取量は?

・カリウムの1日の目安量(通常1,600~2,000mg)

・高血圧の予防を目的としたカリウムの摂取量(約3,500mg程度)

 

※ただし、以下の場合は摂取に注意が必要です。

・腎臓病、糖尿病、高血圧に罹患している場合は医師への確認が必要。

 

低カリウムでは、高血圧のリスクが20%増加

低カリウム摂取では、高血圧リスクが20%上昇した(韓国の翰林大学校医科大学を含む研究グループ)。

 

・対象

高血圧治療薬を使用していない2万4,000人

 

・試験方法

24時間思い出し法によって、ナトリウムとカリウムをとる量と血圧との関連性を調べた。

 

・結果

高ナトリウム/低カリウムの群と低ナトリウム/低カリウムの群は、基準摂取量の群より高血圧のリスクが約20%高かった。

⇒ナトリウムの高低に関わらず、低カリウムが高血圧発症の原因となることが判明した。

 

カリウムを効率よくとるには「バナナ」がよい?

カリウムは主に野菜や果物に多く含まれていますが、ゆで野菜では、煮汁にミネラルがとけ出す場合がありますので、バナナやリンゴなどそのまま食べられる食物に多く含有が期待できるとされています。

 

・大豆(20g中、380mg)

・きな粉(10g中、190mg)

・アボガド(60g中、432mg)

・バナナ(100g中、360mg)

・リンゴ(200g中、220mg)

・キウイ(70g中、203mg)

 

これらを活用して、上手に血圧を調整していきましょう!

 

(引用・参考ウェブサイト:Med Edge

(photoby:pixabay

著者: あせちるこりんさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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