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生活習慣病

高血圧になる確率が2倍!糖尿病から高血圧を発症しやすい3つの理由

糖尿病になると、高血圧にもなりやすいです。

糖尿病だけでも大変なのに、高血圧にもなってしまうとなると、治療をしながらの生活はちょっと大変なようにも思います。

 

糖尿病の人は2倍高血圧になりやすい

糖尿病の人が高血圧になる割合は、糖尿病でない人と比べると2倍も多いとされています。

どうして糖尿病から高血圧を発症しやすくなってしまうのでしょうか?

 

理由(1)循環血液の量が多くなる

血液の量が多くなれば、心臓はたくさんの血液を頑張って押し出さなければいけなくなります。

そうすれば心臓に負担がかかって、高血圧につながります。

ではどうして循環血液が多くなるのでしょうか?

人の体には浸透圧という機能があります。これは、細胞の中と外で濃度を同じにしようとする働きです。

 

糖尿病になると、血液中のブドウ糖の濃度が高くなります。

そうなると濃度の差を解消しようとして浸透圧が働き、血中の水分量が増します。

そのため、循環血液の量が多くなって、心臓に負担がかかるのです。

 

 

理由(2)末梢血管の収縮

細胞の中と外では、イオンのバランスも保たれています。イオンというのか、ナトリウム、カリウム、カルシウムなどです。

 

糖尿病の人はこのバランスを保つ働きが低下していることがあり、そうすると、細胞の中にナトリウムが増えてしまいます。

 

ナトリウムが増えたままではバランスが悪いので、バランスの是正のためにカルシウムも増えます。

 

しかしカルシウムは筋肉を収縮させる働きがあり、これが末梢血管を収縮させてしまい、血圧が高くなってしまうのです。

 

 

理由(3)インスリンの過剰分泌

血中の糖はインスリンが処理をします。

糖尿病の人は高血糖の状態が続きますので、体はそれを改善しようとして、追加のインスリンが分泌されます。

 

すると必要以上に血中にインスリンが増えてしまいます。インスリンには腎臓でナトリウムの再吸収を促進する働きをします。

 

これによって血中のナトリウム濃度が高くなり、(1)と同じようにその濃度を薄めようとして血液中に水分量が増し、血圧が上がってしまうのです。

 

気をつけなければいけない合併症

糖尿病と高血圧のように、一方が一方の引き金になってしまう合併症はいくつもあります。

合併症を引き起こさないためには、合併症が起こる危険因子をできるだけ減らしましょう。

何においても、早めに対策をすることで、病気の連鎖を食い止めることができるのです。

 

 

(Photo by:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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