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生活習慣病

糖尿病でお腹が痛くなることがあるんです!糖尿病合併症「胃不全麻痺」とは

糖尿病の影響でお腹が痛くなることがあります。糖尿病の合併症としては、血管が障害される合併症がよく知られています。

その一方でお腹が痛くなる合併症というのは、なぜ起こるのでしょうか?

今回は、そんな糖尿病のお腹が痛くなる合併症「胃不全麻痺」についてまとめました。

 

糖尿病でこんな症状がみられませんか?

糖尿病と腹痛というと、そのふたつを結び付けられずに、別々に考えている人もいるでしょう。

まずはその考えを捨てて、客観的に自分の症状を見てみてはどうでしょうか?

下記のような症状がないか、確認してみてください。

みぞおちの痛み

お腹の張り

胸やけ

吐き気

食欲不振

嘔吐

食道逆流

腹痛

下痢

便秘

体重低下

高血糖あるいは低血糖

 

糖尿病患者の方でこれらの症状が見られているのならば、糖尿病の合併症の可能性があります。

 

糖尿病の合併症「胃不全麻痺」

こうしたお腹の不調・胃不全麻痺が、どうして糖尿病によってもたらされるのでしょうか?

普通、胃に入ってきた食べ物は迷走神経という神経の働きですりつぶされます。

しかし、糖尿病になって血糖値が高い状態になると、この迷走神経がダメージを受けることがあります。

そのため、消化の働きが弱くなったり、場合によっては完全に止まってしまったりします。

これによって引き起こされるのが、上記のような症状です。

 

胃不全麻痺の食事療法

基本的に栄養バランスなどの内容は、糖尿病の食事療法に則します

一方で、胃がきちんと動いていないわけですから、消化のしやすさを考えた食事をする必要が出てきます。

 

・一回の食事の量を減らし、回数を増やす

・食事中に水分を十分にとる

 

消化のしやすさを念頭に置いて、食事療法を進めていくようになります。

 

・薬での治療方法もある

アメリカの研究グループが、薬での胃不全麻痺の治療の研究結果を記しています。

用いたのはRM-131という薬で、これを胃不全麻痺を発症している糖尿病患者に服用してもらったところ、嘔吐の回数が半分以上減少したそうです。

 

自分の状態を見ながら徐々に

胃不全麻痺は、症状の程度が変動することもあります。

そのため、お腹の状態と相談しながら、上手に食事をしていけるとよいでしょう。

食事療法は糖尿病の治療の中でも最も効果の大きいものですから、胃不全麻痺があってもそこだけは継続できるように頑張ってください。

 

 

(参考:Potential Treatment for Symptoms of Diabetic Gastroparesis) 

(Photo by:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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