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生活習慣病

早期発見したい糖尿病の合併症"神経障害"…糖尿病性神経障害の簡易検査とは?

糖尿病合併症の神経障害は、早めに発見することが必要です。というのも神経障害は、網膜症、腎症と合併症の連鎖を引き起こすためです。

失明や透析につながる網膜症や腎症の発症阻止のためにも、神経障害の早期発見はとても重要なのです。

ここでは、そんな糖尿病の合併症"神経障害の簡易検査方法についてまとめました。

 

糖尿病から起こる神経障害

糖尿病によって血糖値が高い状態が続くと、手や足などの細い神経から障害を受けます。

他にも心臓や胃腸の働きをつかさどる自律神経の障害も起こってきます。

高血糖によって血流が悪くなると、神経への栄養供給が十分にいかなくなるのです。

そのため、部分的に神経が死滅してしまって起こるものと考えられています。

 

糖尿病性神経障害の簡易検査

糖尿病によっておこる神経障害の簡易検査は、以下のようなものがあります。

 

必須項目(2つとも該当する必要がある)

1.糖尿病である

2.糖尿病性神経障害以外の原因を否定できる

 

条件項目(2つ以上に該当する必要がある)

1.糖尿病性神経障害に基づくと思われる自覚症状がある

2.内側うちくるぶしの振動覚検査で、低下が確認できる

3.両側アキレス腱反射の検査で、反射の低下あるいは消失が確認できる

 

の自覚症状

・しびれ(足指先と足裏)

・うずくような痛み

・感覚低下

・感覚異常(冷感以外)

これらのうち、2つ以上の症状がある必要があります。ただし、上肢(太ももから膝まで)飲みに症状がある場合は除きます。

 

内くるぶしの振動覚検査

椅子に座り、前方に足を伸ばして、内側のくるぶしに音叉で振動を与えます。

このとき健康であれば振動を10秒以上感知できます。

一方、神経障害を発症している場合、10秒以下、あるいはまったく振動を感じなくなります。

 

アキレス腱の反射検査

椅子の上に、後ろ向きで膝立ちになります。打鍵器を用いてアキレス腱をたたきます。

このとき健康であれば自然と足先が、上方向に動きます。一方神経障害を発症している場合、うまく足先が動きません。

 

ただし欠点もある簡易検査

神経障害の発見は早い方がよいですが、この検査はある程度神経障害が進行した場合でしか発見できません。もし確実に早期に発見するのならば、末梢神経伝導速度検査(皮膚の上から電気を流し、その反応で診断する)や、モノフィラメント(ナイロン製の糸を用いて触覚や圧覚を判断する)などの検査が必要です。

 

 

(Photo by:pixabay

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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