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末梢神経・モノフィラメント・呼吸心拍…糖尿病の合併症"神経障害"を早期発見する3つの重要検査

糖尿病は進行する病気です。そして完治することのない病気です。しかし食事療法と運動療法をしっかりと続ければ、進行をゆっくりにすることはできます。これは糖尿病の合併症にも言えることです。

 

今回は、そんな糖尿病の3つの合併症、末梢神経・モノフィラメント・呼吸心拍について、そして早期発見するための3つの重要検査などについてまとめました。

合併症「神経障害」を早期対処

糖尿病の代表的な合併症のひとつ、神経障害も早期対処することが必要です。

糖尿病になっても、きっちりと食事療法や運動療法を続けていれば、神経障害の発症もある程度抑えられます。

ただ、そうはいっても糖尿病の合併症の神経障害は良く見られます。

もし発症したとしたら、なるべく早期に発見し、早期に対処する必要があります。

そうして連鎖的に他の合併症が起こるのを防ぐことができるのです。

 

糖尿病性神経障害を早期に発見する検査

では神経障害を早期に発見するには、どんな検査をすればいいのでしょうか?

 

・末梢神経伝達速度検査

この検査では、機械を使って末梢神経を皮膚の上から刺激します。

その刺激に対する速度を測定したり、反応の波形を分析し、神経障害の診断に役立てます。もし神経障害が起こっていれば、神経の伝達速度が低下します。

 

・モノフィラメント検査

モノフィラメントとはナイロン製の細い糸です。このモノフィラメントを皮膚に直角に軽くあて、糸が曲がるくらいの力を加えます。

検査では患者さんから見えないようにして、足にモノフィラメントをあてます。

それを患者さんが感じることができるかどうかをチェックします。

担当者は「1回目」「2回目」などとして、モノフィラメントをあてたりあてなかったりして、患者さんが答えます。

 

・呼吸心拍変動係数

これは自律神経の働きを調べる検査です。

自律神経の働きが悪くなると、身体の調整がうまくいかなくなり、発汗や胃腸障害など色々な不調が出てきます。また、低血糖状態を自覚できなくなることもあります。

検査は安静にしたときと深呼吸をしたときの心電図を比較して、脈拍に変動が起きているかどうかを調べるものです。

健康なら深呼吸したときに脈拍の変動が大きくなります。

一方で自律神経に障害が起きていると、変動が小さくなります。

 

最も大切なのは血糖コントロール

神経障害が早期に発見されたら、するべきことは血糖値のコントロールです。これによって神経障害の症状を改善することができますし、そこから次の合併症が起こるのを予防できます。

神経障害を発見する検査方法は、今現在も開発されている最中です。これからまた新しい検査方法が出てくるのが期待されています。

 

 

(Photo by:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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