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育児・子供の病気

乳幼児期に起こる「熱性けいれん」を知ろう!死亡や後遺症はあるの?

子どもがけいれんやひきつけを起こしたら、お母さんは慌ててしまうでしょう。

「死んでしまうかもしれない!」と思うくらい心配になってしまいますよね。

でも、熱性けいれんで死亡したり後遺症が残ることはゼロといっていいくらいなのです。

熱性けいれんの知識を持って、もし子どもが起こしてしまった時にも冷静に対処できるようにしておきましょう。 

 

■熱性けいれんとは

乳幼児期に、38度以上の高熱でけいれんが起きること。

 

けいれんって?

けいれんとは、突然体を硬くしてガタガタと手足を震わせ

・白目を向く

・意識が無くなる

・呼吸が荒く不規則になる

というような状態になること。

 

熱性けいれんの場合は、ほとんどが5分以内にはおさまる一過性のものです。

 

 また、高熱を出して、

・一点を見つめ続けてぼーっとしている。

・意識がはっきりしていない

という時も、熱性けいれんの症状のひとつと考えられます。

 

なぜ乳幼児に起きるの?

脳の神経細胞は、弱い電流が出ることで運動や記憶という働きをしています。

乳幼児の未熟な脳では、高熱などで体温が上がると、この電流を強く出してしまって筋肉に勝手に動かすよう指示してしまうのです。

 

脳の成長とともに、抵抗力が出てくることで、熱性けいれんは起こらなくなってくるので、熱性けいれんは6歳くらいまでの乳幼児に起こるものと考えられます。

まれにそれ以上の年齢で起きることもありますが、ほとんどが乳幼児期に起こってそれ以降は起きなくなります。

 

1歳未満は要注意

1歳未満で熱性けいれんが起きると、また次に高熱を出した時にもけいれんが起きる可能性が高いのです。ですから、予防する必要があります。

 

ママパパはどうだった?

熱性けいれんは、親や親族が既往していると子どもに起こる可能性も高く、遺伝も考えられます。

 

■救急車を呼ぶタイミング

ますは子どもの様子を見る

熱性けいれんの場合は、ほとんどが数分でおさまります。

ですから、けいれんが起きたときにすぐに慌てて救急車を呼んでも、病院に着くころには状態が落ち着いていて、

「心配いりませんよ」

と何の処置もなく終わることが多いようです。ですから、まずは慌てずに子どもの様子を見てみましょう。

 

初めてのけいれんは受診を

熱性けいれんを起こしてしまったら、とくに初めてのけいれんだった場合とても不安で焦ってしまいますよね。

初めてのけいれんの場合には、救急車で早めに病院へ受診でもいいでしょう。

はじめての場合には、それが熱性けいれんなのかどうかという判断もつかないですし、他の可能性もあるため、必ず受診してくださいね。

 

こんな場合は早めに受診

・けいれんが10分以上つづく

・意識が回復しない

・体の一部だけけいれんしたり、体の左右でけいれんに差がある

などの状態の場合は、救急車を呼んで早めの受診でもいいでしょう。

 

救急車を呼ぶタイミングもそうですが、病院へ受診するタイミングはとても悩みますよね。

一番大切なのは、まずしっかりと子どもの様子を観察することです。

 

■対処法は?

熱性けいれんが起きたときは次のように対処します。

・衣服をゆるめて顔を横向きに

・けいれんの状態と時間を確認

・体温を確認

 

とにかく落ち着いて、冷静に子どもの様子を確認してください。

 

やってはいけないこと

大声で名前を呼んだり、体をゆすったりはしないでください。

 

上記にもあるように、初めてのけいれんであれば、必ず受診することをおすすめします

けいれんが起きてしまった時にはこのように対処して、その様子を医師にきちんと伝えるようにしてください。

 

■予防策はあるの?

熱性けいれんは、まったく起きない子もいれば、高熱のたびに起きてしまう子もいます。

遺伝などで起こりやすい子もいます。

 

よく起きてしまう子は、けいれんを予防することができますので、初めてけいれんがあった時に病院で今後の対処法などを相談するとよいでしょう。

 

風邪でも早めの受診

風邪を引いた時でも、高熱によって熱性けいれんを再発する可能性もあるので、かかりつけの病院を見つけてすぐに受診できるようにしておくとよいでしょう。

普段から、体温チェックをする習慣をつけておくのもいいですね。

 

予防接種は積極的に

予防接種による副作用で熱が出ないかと心配になるかもしれませんが、大丈夫です!

予防接種によるもので熱性けいれんが起きることはまずありません。

むしろ、あらゆる病気によって高熱が出る可能性の方が高いですから、予防接種を積極的に受けて病気を予防してください。

 

 予防のための薬を使う

熱性けいれんが起きたときに病院で今後の相談をすると大抵の場合予防として座薬などの予防薬を処方してくれます。

解熱剤では予防できませんので気を付けてください!

きちんと医師と相談して、子どもに合った予防の薬を使うようにしましょう。

 

 高熱のたびに、けいれんしたらどうしようと心配される方もいるでしょう。

ですが、熱性けいれんは「命に関わったり脳に障害をきたしたりすることはまずない」ということを認識して、落ち着いて対処することが一番大切です。

 

(Photo by:pixabay

著者: katsuoさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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