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育児・子供の病気

発熱から発疹…もしかして流行りの溶連菌?自宅でのケアポイント

風邪かな?と思っていたら体中に赤いぽつぽつが…と気づいたママ。

それは溶連菌感染症かもしれません。周りで流行していないでしょうか?

治療とケアのポイントをまとめましたので、参考にしてみてください。

 

■集団感染しやすい「溶連菌感染症」

溶連菌感染症とは、A群β溶血性連鎖球菌(略して溶連菌)という細菌に感染し、のどが腫れたりして炎症を起こし、全身症状を引き起こす病気のことです。

 

感染している人の咳・くしゃみなどで菌が飛び散り、空気中に舞うことによる飛沫感染や、手などを介して口に入ってしまうことによる経口感染で流行していきます。児童などの集団感染が多く見られます。

 

発熱・咳などのどかぜの症状が現れた後、首・胸・手足から全身に赤い発疹が見られ、かゆみを伴います。

また、舌がいちごのようにぶつぶつになる「いちご舌」という特徴的な症状も見られます。

 

■どうやって治療するの?

治療は、抗生物質の投与が主になります。抗生剤をしっかり飲めば、発熱も2~3日で落ち着き、のどの症状も1週間ほどで落ち着くでしょう。

指先の皮がべろんとはがれてくることがありますが、これも長くて3週間ほどで落ち着きます。

抗生物質は指示された通りに飲み切ることが重要です。

症状が軽くなったからといって、飲む量を減らしたり辞めたりしてはいけません。

子どもは薬の管理ができないので、ママ・パパがしっかり管理してあげましょう。

 

■乳幼児がかかった場合

溶連菌感染症は、幼児・児童に多く、3歳未満の乳幼児にはあまり多くないと言われています。ただし、絶対にかからないという訳ではありません。

乳幼児が感染した場合には、これまでに挙げてきたような特徴が見られず、発熱、哺乳力の低下・ぐったりして元気がない、などにとどまることがあります。

 

この場合、溶連菌の感染症だと気が付かないことも多く、見逃されがちです。喉の腫れや、周囲での溶連菌の流行などから、検査をすることで発覚する場合があります。

 

風邪症状で受診したが、症状がおさまらない…など不安があれば、再度医療機関を受診してみましょう。溶連菌はしっかり抗生物質で治療する必要があります。

 

■自宅でのケアのポイント

食べ物・飲み物

のどの違和感がある場合、子どもの食事は今ひとつ進まないかもしれません。ですが食べないと体力も低下し、回復も遅くなってしまいますので、のどごしのよいもの・吸収しやすいものを中心に食事にも気を配ってあげましょう。

食欲がないときは、ゼリーやスポーツドリンクなどで水分補給をしっかりし、脱水を防ぎます。

 

また、乳幼児で哺乳が進まない場合はあまり無理させず、ベビー麦茶や白湯も飲ませながら水分を補給しましょう。

授乳の間隔には神経質にならず、機嫌の良い時や飲みたがる時に与えてあげるようにしましょう。

離乳食も同様に無理は禁物です。固形物から1段階戻して飲み込みやすいものにしてあげるのもよいでしょう。

 

入浴

発熱している間は控えた方がいいでしょう。下がってからはあまり熱くないお湯で、長湯しなように気をつけてあげてください。

入浴は、実は体力を消費します。

また、熱いお湯はかゆみを助長してしまうことがあるので、ぬるめのお湯で汗を流してあげると、気持ちもすっきりして機嫌が少しよくなるかもしれません。

 

使ったタオルなどは、家庭内での二次感染を防ぐため、共有しないようにして、別に洗濯すると予防にも繋がります。

 

「爪」のケアをしっかり!

赤い発疹はかゆみを伴います。幼児だけでなく乳幼児も、発疹が出てかゆがる場合、無意識にがりがりと肌を引っ掻いてしまい、傷が残る場合があります。

子どもの爪は鋭利で、かつ肌が弱いため、すぐに傷ついてしまうのです。

普段からも爪のケアは大切ですが、発疹が出ている間は特に、爪をキレイにしてあげましょう。

 

また、乳幼児の場合はミトンなどで対応してあげると、傷がつきにくくなりますよ。

 

■解熱後2日間は休養を 

解熱しても菌はまだ体の中に残っています。

幼稚園や学校にかよっている幼児は、周囲への感染を防ぐためにも、症状が落ち着いたからとすぐに登園・登校するのではなく、感染症であることを十分に理解して、2日間は休養をとってからにしましょう。

その後は特に制限などは必要ありません。

 

予防接種などはなく、ひとりひとりが風邪への対策のように予防していくことが必要になります。

乳幼児のいるお宅では、外出の多い大人が人混みを避ける・マスクを着用する・帰宅時の手洗いうがいをしっかりする、など対策をとってあげましょう。

 

また、兄弟で感染することのないよう、感染が発覚した場合にはできるだけ隔離し、タオル・食器などは共有しないよう心がけてあげてくださいね。

 

(Photo by:pixabay

著者: mana*さん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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