カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 育児・子供の病気 >
  3. 病気と症状 >
  4. その他の子供の病気 >
  5. 聞き慣れない「伝染性単核球症」…どんな病気?知っておきたい症状の特徴

育児・子供の病気

聞き慣れない「伝染性単核球症」…どんな病気?知っておきたい症状の特徴

伝染性単核球症という病気をご存知でしょうか?

「キス病」などと呼ばれることもあり、むしろそちらの方が聞き覚えがある!という方もいらっしゃるかもしれません。

どんな病気で、どんな特徴があるのか、まとめてみました。

 

■「伝染性単核球症」の症状と原因

疲労感が1週間程度続き、発熱や咽頭炎・扁桃炎など風邪のような症状が見られます。

また、疲労感は長くて1ヶ月近く続くこともあり、発熱は午後から夕方にかけて40℃近くまで上がることがあります。

同時に、頸部リンパ節の腫れ、肝臓・脾臓の腫れ、肝機能障害などが見られることもあります。

 

ただしこれらは成人に多い症状で、乳幼児は感染していても無症候であることがほとんどだと言われています。

 

この原因となるのが、ヘルペスウイルスの仲間であるエプスタン・バー・ウイルス(EBV)です。

キス・飲み物の飲み回しなどによる唾液を介した感染が多いため、ここから「キス病」と呼ばれるようになったようです。

小児期に多くの乳幼児が感染しますが、症状はほとんど出ずに抗体が出来ます。

思春期以降に感染すると、その約半数が発症すると言われています。

 

■治療法はあるの?

特効薬がある訳ではないので、現在出ている症状を緩和していく治療になります。

基本的には自然治癒する、予後が良好な病気なのでそんなに心配しなくても大丈夫です!

薬を処方された時には、用法・用量を守ってしっかり服用させましょう。

 

■感染を防ぐためには?学校は行ってもいい?

感染している人の15~20%は無症状でウイルスを持っているため、自覚症状もない場合がほとんどです。

よって絶対的な予防は非常に難しいと言えます。心配な時は、友達・家族でも飲み物の回し飲みは避けることをオススメします。

コップは別にする、ペットボトルを専用にするなど、それぞれで飲み物を用意しましょう。

 

また、感染力はあまり強くないウイルスですので、発症した場合には症状が落ち着くまでお休みすることをオススメしますが、熱が下がって子どもが元気なようであれば学校などに行っても構いません。

ただし、保菌していることを子どもによく言い聞かせ、学校でも回し飲みは避けるようお話してあげるとよいでしょう。

 

■乳幼児がかかってしまったら…?

乳幼児はウイルスに感染しても、成人と同じような症状が出ないことの方がほとんどです。そうすると、感染していること自体に気がつかない場合が多いでしょう。

ご家族に「伝染性単核球症」であることがわかった人がいて、心配な時には小児科などを受診し、相談してみるといいでしょう。

 

聞き慣れない病気は不安になることもありますが、基本的には自然治癒する、感染力もあまり強くない病気です。

成人以降に初めて感染すると発症するケースが多いので、乳幼児にはあまり心配の要らない病気かもしれません。

ですが、心配なママ・パパは経口感染を防ぎ、赤ちゃんを守ってあげてくださいね。

 

(Photo by:pixabay

著者: mana*さん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

その他の子供の病気に関する記事

原因はカビ?!皮膚カンジダ症になったらどうするの?

  カンジダ菌は真菌(カビ)の一種です。 皮膚について感染し、炎症をおこします。...

赤ちゃんの先天性心疾患「エプシュタイン奇形」の症状・治療・注意点

エプシュタイン奇形とは、赤ちゃんの先天的な心疾患のひとつです。 発症頻度は...

その他の子供の病気の体験談

初めての熱で大慌て!!

上のお兄ちゃんが1才になる前に一度熱を出した時のことです。 いつもより機嫌も悪く、よく泣いていたの...

生後1か月での高熱の怖さ。

二人目が産まれて1か月経ったとき、急に40℃近くの高熱が出てかかりつけの小児科へ。 普通の風邪だと...

カラダノートひろば

その他の子供の病気の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る