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育児・子供の病気

乳幼児の病気「急性脳症」の対処法 けいれんが起きたらどうする?

「急性脳症(きゅうせいのうしょう)」という病気を聞いたことがあるでしょうか。

原因はさまざまですが、インフルエンザや水ぼうそう、突発性発疹などのウィルスに感染後発症することが多い病気です。

発症者の多くを乳幼児が占め、場合によっては重度の後遺症を残すこともあるので、早期発見と早期治療がとても重要です。

 

では急性脳症を発症してしまったときは、医療機関ではどのような治療がなされるのでしょうか?

今回はそんな「急性脳症」について、治療方法を中心に、起こり得る後遺症などをまとめてみました。

 

急性脳症の検査と診断

症状を見るほか、髄液検査、脳のCTMRI、脳波などから診断します。

脳症の原因を調べるために、血液や尿、胸部X線、心電図などの検査も必要となります。

 

急性脳症の治療方法

全身性のけいれんが見られる場合には、けいれん発作をすみやかに停止させることが何よりも重要となります。

入院して全身管理をしながら抗けいれん薬を使用し、原因疾患の治療を行います。

また、輸液制限や濃グリセリン、果糖の点滴を用いて脳浮腫の治療も行います。

 

予後は原因によって異なりますが、一般に意識障害やけいれんが長引くほど、神経後遺症のリスクが高くなるといわれています。

 

急性脳症の後遺症

重度の場合、発達遅延やてんかん、運動障害、知的障害などの後遺症を残すことがあります。

特に脳神経細胞は、一度障害されると完全な回復は不可能です。

 

症状があらわれている時間が長ければ長いほど、後遺症のリスクは高くなってしまいますので、なるべく早く治療を始めることが大切なのです。

 

早期発見・早期治療を

急性脳症の原因はさまざまあり、原因が不明の症例も多いのが現状です。

しかし少しでも早く検査を行い、早期に治療に取り組むことで、つらい後遺症を残す可能性を減らすことができます。

 

インフルエンザや水ぼうそうなど、感染症にかかったときは常に急性脳症を起こす可能性を意識し、少しでも子どもの状態がおかしいと思ったらすみやかに医療機関を受診しましょう。

 

(Photo by:pixabay

著者: yuimaruさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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