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子どものがん患者の5人に1人が脳腫瘍!幼児の「脳腫瘍」の対処法・治療法

子どもの「脳腫瘍(のうしゅよう)」について、みなさんはどのくらいご存じでしょうか?

 

脳腫瘍は、小児の悪性腫瘍のうち、白血病に次いで多く見られる腫瘍であるうえに、子どものがん患者の5人に1人が脳腫瘍患者ということもあって、決して珍しい病気ではありません。

また死亡率も高く、子どもの年齢によって予後が変わるために治療方法の選択もとても複雑です。

 

では、子どもの脳腫瘍の場合、どのような治療方法があるのでしょうか?

今回はそんな「脳腫瘍」について、治療方法を中心にまとめてみました。

 

脳腫瘍の検査と診断

現在では、MRI検査によって安全かつ正確に、ほとんどの腫瘍の診断が可能です。

乳幼児の場合、麻酔で眠らせてから検査することが多いようです。

CTでは、腫瘍の中の石灰のたまり方などがわかって診断の助けとなることがあります。

 

また、悪性腫瘍の場合腫瘍細胞が脳脊髄液中にばらまかれて転移するため、背中に針を刺す「腰椎穿刺」で脳脊髄液を採取して、悪性細胞の有無の検査を行う場合もあります。

 

脳腫瘍の治療方法

通常、治療では腫瘍の切除が行われます。

その後、放射線療法や化学療法、もしくはその両方を行います。

 

・外科的手術

腫瘍の切除を行います。

脳腫瘍の中には、脳にほとんどダメージを与えないか、まったくダメージを与えずに摘出できるものがあります。

手術後にMRI検査を行って、残っている腫瘍があるかどうか、もし残っているのならどのくらい残っているのかを確認します。

 

手術では腫瘍の全摘出が望まれますが、腫瘍の発生部位によっては難しい場合があります。

 

・放射線療法

脳腫瘍の種類によっては効果がある場合があり、ほかの治療と組み合わせて行われます。

副作用として、放射線によって脳腫瘍以外の正常な神経細胞に障害をきたすことがあります。

 

・化学療法

化学療法剤(抗がん剤)は手術と放射線治療を補助する手段として用いられます。

ただし、510歳未満の子どもの場合、腫瘍の種類によっては放射線療法が成長と脳の発達に悪影響を与えかねないため、はじめに化学療法を行うことがあります。

 

しかし子どもの脳腫瘍が化学療法だけで治ることはまれで、化学療法によって重大な副作用が生じることもあります。

 

予後への配慮も重要に

子どもの脳腫瘍は、発育期の脳に重大な影響を与えます。

脳腫瘍そのものだけでなく、脳腫瘍を治すための治療も、発育過程にある子どもの脳には重大な影響を与えかねません。

 

そのため、治療中のみならず、治療後の脳の機能的予後についても十分な配慮が必要となります。

 

(Photo by:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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