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後遺症は残るの?乳幼児・幼児の「頭蓋内出血」の対処法・検査法まとめ

「頭蓋内出血(ずがいないしゅっけつ)」とは、頭蓋骨のなかで発生する出血のことです。

出血する部位によって、硬膜外出血、硬膜下出血、くも膜下出血、脳内出血などに分けられます。

 

大人と新生児では原因も症状も異なり、新生児の頭蓋内出血は分娩に際して起こることが多いようです。

ではそんな新生児の頭蓋内出血の場合、どのような治療が行われるのでしょうか?

 

今回は新生児の「頭蓋内出血」について、その治療方法に焦点を当ててまとめてみました。

 

頭蓋内出血の検査と診断

症状から頭蓋内出血が疑われた場合、超音波検査、CT、磁気共鳴画像装置(MRI)などで頭部を検査します。

その後、検査の結果によって確定診断を行います。

 

頭蓋内出血の治療方法

軽度の場合と重度の場合とで、治療方法が大きく異なります。

 

・軽度の場合の治療方法

軽度の出血の場合、基本的に症状をおさえる対症療法だけで済みます。

無症状の場合には、どの場所の出血であってもまずは経過観察をし、出血が自然に吸収されるのを待ちます。

 

また、くも膜下出血も通常は予後がよいため、手術は行わずに対症療法を行います。

 

・重度の場合の治療方法

出血多量のショックに対しては輸血や輸液といった対応が必要となり、頭蓋内の脳圧を下げる治療を行います。

脳への圧迫を解消するため、血腫を取り除く外科的手術が必要となることもあります。

 

硬膜下血腫で血腫が大きい場合には硬膜下穿刺を行い、血液のかたまりを外に出します。

 

脳室内出血であれば手術での除去ができないため、脳室拡大を起こしている場合にはチューブで脳室内の髄液を抜き、けいれんの治療や呼吸循環の安定などの対症療法を行います。

 

後遺症のおそれは…

脳室内出血でも、軽症であれば後遺症は残りません。

ただし、症状が強いほど後遺症を残しやすくなり、場合によっては脳性麻痺、知能障害、てんかんといった後遺症を残すことがあります。

 

後遺症の程度も人によってさまざま。

万一後遺症が残ってしまった場合でも、専門の機関で正しくリハビリテーションをすれば、脳の代償作用を引き出して状況を改善することが可能です。

 

(Photo by:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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