カラダノート家族の健康を支え笑顔をふやす
  1. カラダノートTOP >
  2. 育児 >
  3. 病気と症状 >
  4. その他の子供の病気 >
  5. 後遺症は残るの?乳幼児・幼児の「頭蓋内出血」の対処法・検査法まとめ

育児

後遺症は残るの?乳幼児・幼児の「頭蓋内出血」の対処法・検査法まとめ

「頭蓋内出血(ずがいないしゅっけつ)」とは、頭蓋骨のなかで発生する出血のことです。

出血する部位によって、硬膜外出血、硬膜下出血、くも膜下出血、脳内出血などに分けられます。

 

大人と新生児では原因も症状も異なり、新生児の頭蓋内出血は分娩に際して起こることが多いようです。

ではそんな新生児の頭蓋内出血の場合、どのような治療が行われるのでしょうか?

 

今回は新生児の「頭蓋内出血」について、その治療方法に焦点を当ててまとめてみました。

 

頭蓋内出血の検査と診断

症状から頭蓋内出血が疑われた場合、超音波検査、CT、磁気共鳴画像装置(MRI)などで頭部を検査します。

その後、検査の結果によって確定診断を行います。

 

頭蓋内出血の治療方法

軽度の場合と重度の場合とで、治療方法が大きく異なります。

 

・軽度の場合の治療方法

軽度の出血の場合、基本的に症状をおさえる対症療法だけで済みます。

無症状の場合には、どの場所の出血であってもまずは経過観察をし、出血が自然に吸収されるのを待ちます。

 

また、くも膜下出血も通常は予後がよいため、手術は行わずに対症療法を行います。

 

・重度の場合の治療方法

出血多量のショックに対しては輸血や輸液といった対応が必要となり、頭蓋内の脳圧を下げる治療を行います。

脳への圧迫を解消するため、血腫を取り除く外科的手術が必要となることもあります。

 

硬膜下血腫で血腫が大きい場合には硬膜下穿刺を行い、血液のかたまりを外に出します。

 

脳室内出血であれば手術での除去ができないため、脳室拡大を起こしている場合にはチューブで脳室内の髄液を抜き、けいれんの治療や呼吸循環の安定などの対症療法を行います。

 

後遺症のおそれは…

脳室内出血でも、軽症であれば後遺症は残りません。

ただし、症状が強いほど後遺症を残しやすくなり、場合によっては脳性麻痺、知能障害、てんかんといった後遺症を残すことがあります。

 

後遺症の程度も人によってさまざま。

万一後遺症が残ってしまった場合でも、専門の機関で正しくリハビリテーションをすれば、脳の代償作用を引き出して状況を改善することが可能です。

 

(Photo by:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

その他の子供の病気に関する記事

こんな症状が見られたら脱水症かも!軽度から重度まで!脱水症の診断基準

   夏の暑い時期に外で遊んでいる時、または風邪などで嘔吐や下痢が見られる時、子...

新生児でも低血糖に!?新生児低血糖の原因・症状・治療

新生児の血糖値は正常でもかなり低いのですが、さらに低い低血糖症状が現れること...

病気と症状の体験談

脂漏性湿疹のケア~保湿が大切、私が使った保湿剤

1ヶ月過ぎたあたりから、赤ちゃんのおでこや眉毛部分に黄色いかさぶたが付着するようになりました。 ...

RSウイルスで入院

入院中(>_<)生後すぐ、まさかの入院出産し、晴れて母子共に退院してから数日後…生後10日くらいで、...

その他の子供の病気の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る