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育児・子供の病気

乳幼児・幼児の病気「熱性けいれん」を起こしたら、まず確認すること

小さな子どもが突然けいれんを起こしたり、呼びかけに応えなかったりすると、パニックを起こしてしまうお母さんも多いのではないでしょうか。

いざという時に慌てないためにも、熱性けいれんの対処法について知っておきましょう。

 

熱性けいれんは珍しくない症状 

こういった「熱性けいれん」は日本では6歳未満の子どものだいたい10人に1人くらいの割合で起こるといわれていて、決して珍しい病気ではありません。

子どもの脳が未熟なために起こるといわれることもありますが、熱性けいれんのメカニズムは、現代でもよくわかっていないのです。

 

熱性けいれんのおもな症状

熱性けいれん発症のピークは12歳のころといわれています。

高熱やけいれんのほか、呼吸抑制やチアノーゼ、意識を失ったりといった症状が起こります。

けいれんは30秒~3分、長い場合には15分近く起こります。

 

発熱のたびに繰り返し発症する子どももいますが、成長するにつれて起こらなくなっていきます。

 

子どもが熱性けいれんを起こしたら

チアノーゼや呼吸抑制が起こり、意識がなくなっても、決してあわてず対処することが大切です。

 

まずは衣服をゆるめて首のまわりを楽にし、頭部を反りぎみにしてから顔を横に向けて呼吸のしやすい状態にします。

そしてけいれんの持続時間や、左右対称にけいれんしているかどうかを確認し、続いて脈や体温、眼球の動きを確認します。

このとき嘔吐物やよだれが口の周り、鼻孔にたまっていたらガーゼで拭き取ります。

 

この状態で様子を見て、けいれんが5分程度でおさまって寝息をたてているようであれば、救急車を呼ぶ必要はありません。

 

やってはいけないこと

決して口にものを入れないようにし、くすりや飲み物も与えないようにします。

抱っこなどで激しくゆすったり、大きな声で呼びかけたりして、刺激を与えてもいけません。

 

緊急で医師の受診が必要な状態とは?

・発作が10分以上続く場合

・短い間隔でくり返し発作が起こり、この間意識障害が続くとき

・からだの一部の発作、または全身性であるが部分優位性のある発作

・初回発作(とくに一歳未満の場合)

・発熱と発作に加えてほかの神経症状(こん睡状態や麻痺など)をともなうとき

・けいれんの前後に頭痛や嘔吐、意識障害をともなう場合

・けいれんが左右非対称な場合

・けいれん後に麻痺が見られる場合

 

以上のような場合には、良性の熱性けいれんではない可能性があるためすぐに受診が必要とされています。

 

不安な場合はまず電話相談を

とはいっても、けいれんを起こすわが子をじっと見守り、けいれんがおさまったからといってすぐに安心しろというのは、お母さんにとっては難しいことでしょう。

 

不安な場合にはまず電話で症状を相談し、受診の必要の有無を確認しましょう。

とくに一歳未満の乳幼児がはじめて熱性けいれんを起こした場合には、自己判断せずすみやかな受診が必要です。 

(Photo by:pixabay

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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